そのハングリー精神は讃えたいところだが、高い目標であることは間違いないだろう。
17年秋に当時所属していた大手芸能事務所とのトラブルが報じられ、昨年4月に独立した西内まりやの現況について、週刊誌「女性自身」がネットニュースで報じている。昨年11月にはシャンパーニュメゾン「メゾン マム」のイベントに参加して、独立後初めてのイベント出演を果たしている西内だが、事務所とのトラブルで独立しているという扱いづらいタレントとあって、やはりその姿をメディアで見かける機会は少ない。そのため、一部メディアではYouTubeへの進出を画策中とも報じられることもあった。
そんな西内の現在について、同誌はハリウッド女優&歌手デビューを目指して、ニューヨークに渡り、英語を勉強中と今回の記事で紹介。何でも、関係者によれば、西内は日本での活動をあきらめたわけではなく、アメリカで爪痕を残して、逆輸入女優として再ブレイクを狙うプランも西内の中にはあるようだ。
しかし、今回の報道に対して、世間からは「NYはそこまで甘くないと思うよ」「頑張るのは勝手だけど、需要がないと思います」「日本が無理ならニューヨークっていう判断は間違ってるでしょ」「綾部もダレノガレも、西内も勘違いしすぎ」「彼氏と結婚して、家庭に入るのがベストでは?」と、冷ややかな声が上がっている。
「大手事務所所属時は女優としては月9で主演を務め、歌手としては日本レコード大賞の最優秀新人賞を獲得している西内ですが、大手事務所のゴリ押しあってのメディア出演ととらえていた人がほとんど。そのため、事務所のプッシュがなくなった今、純粋に日本で活動したところで再ブレイクすることはなかなか難しい事ですから、海外に視野を向けることはごくごく自然なことでしょう。それでも最近はピースの綾部祐二であったり、ダレノガレ明美であったり、安易にニューヨークへの留学宣言をするタレントが多いことから、海外留学のイメージがいいものではなくなっているのも事実。綾部に関してはハリウッドスターになりたいのであれば、ニューヨークではなくロサンゼルスに行くべきという指摘も海外事情に詳しい著名人からもありましたが、その助言を無視して、現在は『ニューヨーカー気取り』な現状だけがバラエティ番組で紹介されています。ダレノガレに関しても生放送番組で渡米宣言をして、注目を集めましたが、ほどなく渡米断念とメディアに報じられたりと話はウヤムヤに。ニューヨークに留学して、しっかりと実績を残したタレントも少ないですから、西内が海外で成功する可能性も低いと世間は見ているようです」(エンタメ誌ライター)
それでも、西内自身も夢の実現が簡単ではないことは百も承知のはず。自身が納得いくまでチャレンジしてほしいところだ。
(本多ヒロシ)