昨年は255番組に出演し(1月~11月/ニホンモニター調べ)、今やテレビで見ない日はないほど各局に引っ張りだこの長嶋一茂。年末年始も多くの番組で暴走トークを見せたが、その一茂がある新春特番で“新たな一面”を披露したとして話題となっている。1月5日放送の「新春!炎の体育会TV」(TBS系)新春3時間スペシャルである。プロ野球選手を引退した直後から空手に取り組んでいるという彼は、昨年11月に52歳にして極真空手の公式大会である「全関東空手道選手権大会」に挑戦。同番組が密着取材を行う中、みごとに「50歳以上+80キロ以上の部」で優勝を果たしたのだ。
快挙を成し遂げた一茂について「彼の底知れぬポテンシャルを見せつけられました。中でも前回王者と戦った決勝戦、劣勢を跳ね返して勝利したシーンは圧巻です」と語るのはテレビ関係者だ。加えて「今まで以上に“テレビ的な価値”が跳ね上がった」と同関係者は指摘する。
「今後、彼の世界大会への挑戦を追う特番が作られるのは間違いない。来年の東京五輪では空手が初めて正式種目となるため、五輪関連番組のレポーターとしてもオファーが殺到するでしょう」
さらなる出演増が予想される一茂だが「ただ今回の優勝による不安要素も囁かれているんですよ」と同関係者。いったい、何が不安なのか──。
「一茂が空手に没頭しすぎてテレビのオファーを全部断り芸能活動をやめてしまうんじゃないかという不安です。とことんハマりやすい彼の性格を考えれば有り得る話ですよ」
「空手家・長嶋一茂」の今後から目が離せない。
(白川健一)