ダメなのはタイトルだけではなかった!?夏菜の主演ドラマ「人生が楽しくなる幸せの法則」(日本テレビ系)の第2話が1月17日深夜に放送され、そのプアな内容に視聴者からのブーイングが集まっているようだ。同ドラマでは原題の「ちょうどいいブスのススメ」が批判を浴び、放送開始の3週前に慌てて改題するというドタバタ劇も話題になったが、内容のほうも負けず劣らずの有様だったという。
今回は、経営陣が接待ゴルフで不在の間に取引先の外国人社長が現れ、社員たちが慌てて社内の恥部を隠そうと奔走するというドタバタ劇が描かれた。ここで夏菜は特製のお茶菓子を台無しにする失態を犯すも、お茶出しの際に外国人社長のズラがずれているのに気づき、さりげなく本人に気づかせるファインプレー。そういった社員たちの頑張りが外国人社長から賞賛されるというハッピーエンドになっていたが、その第2話についてテレビ誌のライターが呆れた様子で語る。
「そもそもお笑い芸人・山崎ケイ(相席スタート)の著書が原作ですし、その山崎が“ちょうどいいブスの神様”役で出演するなど、ハナから出来の善し悪しを論じるドラマでないことは明らか。それゆえテンポの悪さや安っぽすぎるセットなども大目に見ていいでしょう。とはいえ視聴者の期待まで裏切っていいワケではありません。いったい何のために夏菜を起用したのか、制作陣は自覚できていないのではないでしょうか」
本作で夏菜の役は存在感の薄い総務部OLで、“自己表現へたくそ女子”というタイプのブスを演じている。その欠点をいかに克服していくのかがテーマなのだが、視聴者の興味はまったく別のところにあるというのだ。テレビ誌のライターが続ける。
「夏菜といえば、男性視聴者の期待はそのFカップバストと相場は決まっています。ところが本作での夏菜は総務部の制服でその大事なバストを隠しているじゃないですか!これでは夏菜の無駄遣いにもホドがあるというものです。第2話では唐突なダンスシーンで薄手の衣装を身にまとい、こんもりと盛り上がる胸元を見せたものの、そのシーンはせいぜい10数秒ほどでガッカリ。ほかにはスカートのチャックが開いてアンダーウェアが見える場面もありましたが、『開けるのはそこじゃないだろ!』と呆れはてましたね」
そんな夏菜に対し、佐野ひなこは営業部の社員としてフェミニンな私服をまとい、艶要員的な役割を果たしていた。だが視聴者が見たいのは、そのようなその場しのぎの演出ではなく、夏菜のお宝バストそのものだということを、制作陣は肝に銘じてもらいたいものだ。
(金田麻有)