1月25日に37回目の誕生日を迎えた嵐の櫻井翔。前日の24日に放送された冠番組「VS嵐」(フジテレビ系)で、意外な人物が花束を持ってお祝いに駆けつけた。
「アニキ、誕生日おめでとうございます!」と熱いメッセージを伝えたのは、同じ事務所の後輩のKAT-TUN・上田竜也。この日は嵐チームのプラスワンゲストとして登場し、対戦相手であるカンニング竹山率いる「チームイノシシ年」に、「対戦相手の方がアニキのことイジったりしたら、全力で守りたいと思います!」とガンを飛ばし、けん制したのだった。
「小さい頃からスポーツ万能で、中学生時代、好きな女の子の前でカッコつけるために運動会や球技大会で大張り切りしていた上田だけに、リスペクトする『櫻井アニキ』のために大ハッスルしてましたね。体脂肪率はひとケタで、一時期はプロボクサーめざして、週5でボクシングジムに通うほどのめり込んでいた上田ですが、この日も抜群の身体能力を生かし、次々と力業を披露していましたね」(テレビ誌記者)
そんな上田がふと悩みをもらす場面を見せた。それは「職質が止まらない」こと。何でも「友だちと飯食って帰ったりすると、目の前にパトカー停まったりして。警察の方がオレを見つけて一直線に駆け寄ってきて、『最近、この街危ないからね、キミ何か危ないもの持ってない?』とだいたい3~4人に囲まれるんですよ」と打ち明けた。
あまりに頻繁すぎるため、最近は「もう慣れましたね」と付け加えた。ところが櫻井は「もしオレがお巡りさんだったら、ちょっと(職務質問する)気持ちもわからなくないもない」とバッサリ。慰めるどころか、反対に突き放したのだった。
「その後、ふだんの歩き方を再現させられた上田がいかにもチンピラ風なオラオラ歩きをして見せると、出演者から猛ツッコミが入ってましたね。いかにもワルっぽく、威圧感あふれる見てくれに、不良感あふれる服装ですから当然かもしれません。ちなみに遠藤憲一も職質されまくりの身を嘆いたことがありましたが、ドラマに映画に引っ張りだこの売れっ子になってからは激減したそうです。上田も顔と名前が一致するほど売れれば、この悩みも解消するんじゃないですか」(芸能ライター)
残念ながら最後のゲームでボウリングが得意でない上田がいいところを見せられず、嵐チームは惨敗。逆転チャンスを逃した櫻井がガックリ肩を落とすと、上田が「オレのせいです!」「アニキは悪くないっす」と猛反省。「ボクもいけなかった…」と落ち込む櫻井に、上田は「お誕生日おめでとうございます」と祝福。すると櫻井は「ありがとう!」と全力投球した後輩を熱いハグで讃えたのだった。ツンデレ櫻井のみごとな調教ぶり。上田にとって疲れも吹っ飛ぶ瞬間だったに違いない。
(塩勢知央)