ハツラツさと妖艶さを兼ね備えた本田の快進撃はこれだけにとどまらない。マンガ好きのゲーマーでもある本田は昨年、ゲームの実況配信をするYouTubeチャンネルを開設。顔出しは一切せず、ゲーム画面と実況音声のみなのに、現在アップロードされている動画だけ見ても、400万再生を超える盛況ぶりだ。
「女優とは思えない、ざっくばらんとした話し方や本格的な実況に、ゲーマーやオタクたちの心をがっちりつかんだようです。アイドルのような親しみのあるタイプでないと、こういうことはなかなかできません」(芸能評論家)
ファン層はモデル時代の20代の女性ファンに始まり、今やオタクファンやおじさま族まで巻き込み、他の女優とは一味違う魅力が人気につながっているようだ。だがその一方で、女性誌記者は苦言も呈す。
「以前、彼女が出演したドラマでのインタビューのこと。終始、椅子の上に体育座りをして、ゆらゆらと体を揺らしながらこちらの質問に答えていました。緊張感がまったくないうえ、明らかに年上の人に対する敬意も感じられない。共演していた江角マキコも『敬語が使えない』と苦笑いしていましたよ」
プライベートでは、ドラマで共演した三浦翔平(30)や菅田将暉(26)といったイケメンとの熱愛が噂されたこともあったが‥‥。
「三浦は本田と破局してすぐに桐谷美玲と交際し、結婚。その後、菅田との熱愛説が報じられるも、菅田の女性ファンから猛反発を食らうことに。恋愛のほうはなかなかうまくいっていないようです」(女性誌記者)
そんな本田の魅力について中森氏は語る。
「ドラマではサバサバした役が多く、女性ファッション誌の編集者の役をやっていた時には、『うちの編集部にもああいう女性がいる』と耳にしました。女優さんは手の届かないイメージの人が多いですが、本田さんは美人だけれど、身近にいそうな雰囲気がありますよね。二人きりになった時にドキッとするような一面が見えるのでは、という想像を抱きやすいといいますか。その辺りがおじさん人気にもつながっているのではないでしょうか」
満を持してブレイク。アラサーに近づき大人の色気も増してきただけに、ますますオジサマ族を楽しませてくれるに違いない。