生放送を主戦場とする女子アナにとって、恥ずかしいハプニングは付き物。有働由美子はNHK時代に「ワキ汗」に寄せられた苦情FAXを読み上げ、あの丸川珠代センセイは食レポ中にアツアツのたこ焼きで大ヤケド‥‥。真摯な姿勢で女を上げたが、怠慢な私生活が招いたトラブルとなれば、話は別のようで──。
日夜、秒単位で番組が進行していくテレビ業界にあって、厳密な自己管理が求められる美女アナ。
そんな彼女たちもカメラが止まるや、あまりに恥ずかしい私生活をさらけ出している。
前代未聞の“寝坊”による「生放送ドタキャン事件」を起こしたのは、TBSの古谷有美アナ(30)だ。
彼女がスッポカシてしまったのは、3月2日放送のTBSラジオ「土曜朝6時木梨の会。」。
リスナーに異変が伝えられたのは、放送開始から17分が過ぎた頃だった。パーソナリティの木梨憲武が「古谷アナがなんとまだ到着していないとのことで。事故じゃなければいいんですけども」と切り出したのだ。
現場の緊迫ぶりについて同局関係者が明かす。
「テレビのスタッフルームでも『古谷が来てないぞ』と大騒ぎでした。結局、ただの寝坊で何事もなかったのですが、理由が判明するまでは“最悪の事態”として自殺の可能性を指摘する声まで出ていたんです。実際、警視庁担当の記者に『彼女と思しき自殺者が見つかっていないか』と問い合わせたスタッフも」
その後、番組スタッフが彼女の無事を確認。放送終了後、番組公式ツイッターで「古谷アナウンサーは事故や病気でなく無事につかまりました」と報告された。
後日、レギュラーを務める朝の情報番組「ビビット」で大遅刻をナマ謝罪した古谷アナ。共演者からは、
「今日は起きれたんですね」
「寝坊ぐらいしますよ、生きてりゃ」
などと、優しくイジられていた。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏が、
「帯番組の『ビビット』の他、BSを含めてテレビが週2本、ラジオも週2本担当ということを考えれば『まあ、許してあげようよ』という風潮でしょうね」
と言えば、TBS関係者もこう続ける。
「労働環境と健康に関わる問題だけに、周囲もキツく言えない」
一方で、局内では厳しい追及を受ける人物が。
「実は『お前が寝かさなかったんじゃないの』と非難が集中しているオトコが制作局にいるんですよ。去年の夏頃から古谷アナと交際中と目されていて、年齢は30代半ば。小泉進次郎氏に似た好青年だそうですが、古谷アナが遅刻した日はちょうど非番。両者ともにハードな毎日を送っているので一緒に過ごせる時間はきわめて少ない。そうした中で『翌朝起きられないほど“激しすぎる夜”を過ごしたのでは』と局内ではもっぱらなんです」(TBS関係者)
ビビッときた相手なら仕方ない!?