父親譲りの心の広さでアンチをも味方に!?
元巨人の桑田真澄の次男で音楽家のMattが、アンチに対してみせた対応に世間から称賛の声が上がっている。Mattとアンチのやり取りが見られたのはインスタグラムのライブ配信でのこと。Mattは去る3月25日午前0時からインスタライブを約1時間行い、視聴者から寄せられるコメントに可能な限り、答えていた。
コメントは主にMattが愛用するメイク用品やメイクのやり方について訊ねるものだったが、視聴者の中にはアンチも紛れており、誹謗中傷のコメントを1人で何十通も送り続ける強烈なアンチも出現。そのアンチはMattに対して、「気持ち悪い」「本当は自分でもそんな顔にしたことを後悔しているんだろう」「おまえみたいな顔が隣にいたら、俺は驚いて膝から崩れ落ちる」と、怒涛の悪口を浴びせていたことで、その存在は他の視聴者も嫌でも気になってしまうほどだった。
このアンチに数人の視聴者が反応し、「アンチの人、嫌なら見ないで」「通報しましたから」と不快感を露わにしたことで、コメント欄は荒れ模様となっていたが、それとは対照的に当のMattはいたって冷静。
Mattは穏やかな口調で「みんな通報なんてしなくていいよ。全然気にしてないし、傷ついてもいないから。この人(アンチ)も、こんなこと言いながらもずっと見ているっていうのは興味があるってことだろうし」と、笑顔で視聴者を諭したのだ。
このMattの大人な対応には当然ファンからも人柄を称賛するコメントが次々と書き込まれていたが、誹謗中傷の書き込みをしていたアンチですらも「確かに興味はある」と、Mattに興味があることを認め、最終的には「ごめんね」「言い過ぎた」と謝罪する結末となったのだから驚きだ。
このMattの対応をネットニュース等で知った世間の人々からは「今回の対応はあっぱれだな」「イラっとしても仕方ない暴言ばっかりなのに、本当に心が広いな」「この人の見た目だけで毛嫌いしてたけど、素晴らしい人柄だな」「さすが桑田の息子」などといった声が上がっている。
「17年放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)にて、番組司会の坂上忍がMattについて『うーん。存じ上げているんですが…。知らないし、別に知りたくもない』とコメントしたことにMattがSNS上で怒りを露わにしたこともありましたが、やはり人にはなるべくやさしくを心がけているMattですから、今回の落ち着いた対応はさすがです。
思えば、Mattの父である桑田もPL学園時代、後輩に決して手をあげることもなかったそうですし、少年野球の指導においても決して選手を怒ることもなかったといいますから、そのやさしさは父親譲りといっていいでしょう。今回のライブ配信中のしゃべり方も父の桑田そっくりの落ち着いた口調に感じました」(エンタメ誌ライター)
これだけ懐の深いMattなだけに、坂上を許す日も近いか?
(田村元希)