相変わらずの鉄人ぶりはさすがとしか言いようがない。
乃木坂46の生田絵梨花が4月1日に放送されたバラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話2時間スペシャル」(日本テレビ系)に出演。番組の密着取材でその多忙すぎるスケジュールが明らかとなっている。1月に発売した2nd写真集「インターミッション」は版元である講談社110年の歴史で史上最多となる初版20万部でスタートするも、その期待を裏切らない爆売れを記録。3度目の重版を記録し、現在は累計30万部を突破する規格外の人気ぶりだ。そんな生田はビジュアルがいいだけではなく、大物にも物怖じせずに発言できる強心臓の持ち主とあって、最近ではバラエティ番組にも引っ張りだこな存在に。
さらにアイドル業に加え、ミュージカル女優としての顔を持つ生田とあって、そのスケジュールはあまりに過密なものだった。
「密着初日には東京でミュージカルの稽古を6時間みっちりこなした後に、その翌日に行われる乃木坂のライブのために大阪に移動。大阪に22時30分に到着すると、ホテルで一休みすると思いきや、ライブのリハーサルを深夜1時半まで行い、その後1人残ってピアノの自主練習を1時間行うなどしてその日の睡眠時間はわずか3時間半で当日の全体リハーサルに臨むという多忙ぶりでした。その取材期間中は2つのミュージカルを同時進行していたことに加え、今まで発表した全楽曲披露が恒例となっているグループでのライブも重なっていましたから、懐かしの楽曲の振り付けを動画で再確認したりと、すき間時間も寝る間も惜しんで仕事と向き合う姿を見ていると正直心配なところです」(エンタメ誌ライター)
また、過密スケジュールをちゃんとこなすだけでも十分にすごいが、生田の場合は自分のことだけではなく、仲間への気遣いもできるからなおすごいと乃木坂に詳しいアイドル誌ライターは説明する。
「やることだらけとあって、睡眠時間が明らかに足りていない生田ですが、同グループの齋藤飛鳥が主演を務め、メンバーたちが多数出演した1月期放送ドラマ『ザンビ』(日本テレビ系)をしっかりチェック。作品の感想を齋藤に伝えていたことが齋藤から明かされており、ファンの間で話題となっています。常人なら、自分のことだけで手いっぱいになってしまうであろう忙しさなわけですから、仲間の活躍にもしっかりと目を向けるというのはなかなかできることじゃありませんよ。昨年7月には元AKB48の宮澤佐江が出演する舞台を生田が観劇で訪れていたことが明らかとなっていましたが、その時期も生田は出演舞台『モーツァルト!』の大阪公演期間の真っ最中。さらに当時は乃木坂の神宮球場でのライブも行われていたことから東京と大阪を行き来しており、今回と同様の地獄スケジュールをこなしていましたが、貴重なわずか1日のオフでも仲間の舞台観劇にあてるのも生田ならではの所作でしょう」(アイドル誌ライター)
乃木坂加入前からクラシックバレエ、英語、習字、ピアノと一週間習い事漬けの毎日を送っていた生田。それだけに忙しい日常が当たり前となっているのかもしれないが、やはり無理は禁物。仲間を大事に思う気持ちも素晴らしいが、本当にしんどい時はゆっくりと休んでほしいところだ。
(石田安竹)