さすがに自分でも完成度の悪さには気付いた?
4月21日にフジテレビ系で放送された格闘技大会「RIZIN.15」でゲスト解説を務めたGACKTが、今後は解説の仕事を受けないことを宣言した。GACKTは翌22日にフェイスブックを更新し、〈今回度重なる要請を受けてやったものの、ボクの話すペースは全く解説者向きじゃない。解説を本業にやってる方達にも失礼だとも思うし、技術面も話せる人がいるならボクがそれを話す必要も全くない〉と、今回の解説を務めた経緯について明かしつつも、自身の仕事ぶりに満足いっていないとコメント。
続けて、〈今後解説席に座ることはもうない。これで最後だ。強く頼まれたこととはいえ、ボクが格闘技ファンとして客観的にボク自身を見たらボクは要らない〉と、ここでも厳しい言葉で自身を批判し、今回で解説席に座ることは最後であると宣言している。
実際、GACKTの解説については解説にしては内容が薄すぎたこともあって、SNS上では批判的な声が上がっていた。
「格闘技通で知られるGACKTですから、どういった解説を展開していくのか、非常に興味深いものでしたが、フタを開けてみれば、同じような内容を連呼。『RENA × サマンサ・ジャン=フランソワ』の1戦では試合前に『(対戦相手も含め)おたがいスタミナがないので、早く決着する』と分析すると、試合開始後も『これ以上長引かせるとスタミナが持たなくなってくる』『RENA選手のスタミナが上回っていた』と、とにかく“スタミナ”というワードを連呼。そのため、SNS上では、あまりにスタミナを連呼することからGACKTに対して『スタミナ太郎』という小馬鹿にしたあだ名までつけられる始末でした。また、WEB番組『高田横粂の世相談義』でこの日の試合についてRENAは振り返っていましたが、GACKTの『スタミナがない』発言について、『スタミナは大丈夫です(笑)。私、後半強いタイプなんですけど。フランソワ選手の試合も見たことあるのかな?(笑)』と言及しており、頼みの綱であるスタミナについても何やら的外れなことを言っていたことがわかってしまいましたから、GACKTとしてもプライドはズタズタでしょう」(エンタメ誌ライター)
格闘技をかじっているとはいえ、単なるゲストならともかく解説者として語るには無理があったか?
(田中康)