視聴率に苦戦している二階堂ふみ主演のドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ系)。2010年に竹内結子がヒロインの姫川玲子を演じ、竹内にとっての代表作とも呼ばれるほど評価が高い出来だっただけに、二階堂にとっては厳しい状況だと言えるだろう。
しかし、「竹内版の劣化版」とまで呼ばれている今作にあって「竹内版よりホッとする」と言われている登場人物がいるという。
「それが菊池桃子演じる姫川玲子の母親役・瑞江です。竹内版では手塚理美が演じ、玲子が高校時代に巻き込まれた暴行事件を後悔し、自分を責め続ける様子が痛々しいほど描かれていました。しかし二階堂版では“ちょっと暗いお母さん”程度にしか描かれていないため、『菊池桃子に自分を責め続ける母親をリアルに演じろとは言いたくない』『菊池桃子には暗い過去を持つ娘の母親としてだけ存在してほしい。母親としての葛藤のドラマ部分はいらない』『竹内版と内容がまったく同じだけど、これから先、菊池桃子に手塚理美が演じた重さを与えないでください』といった声があがっているようです」(テレビ誌ライター)
5月4日放送の「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)に出演した際には、子どもが自分と同じ「ジャガイモ嫌い」にならないように、20年以上もそれを隠し続けていたと語っていた菊池。そんな菊池が自分を責め続ける演技など、確かに見たくないかもしれない。