「5月7日に日本テレビ系で放送された『ものまねグランプリ特別編 ものまねレジェンドが選ぶ次世代ものまね芸人No.1決定戦』で、霜降り明星が優勝したのですが、これに《霜降りのゴリ押しがスゴい》《ただものまねを取り入れた漫才なのに吉本興業への忖度か》などの批判がネット上に殺到。これが1週間以上経った今も収まらないんです」(ネットウオッチャー)
番組では最初に23組が登場し、決勝に残った5組が2本目のネタを披露。審査員はコロッケ、神奈月、ホリ、関根勤、井森美幸が務め、それぞれが100点満点の採点する計500点満点で競い合った。
「結果、せいやがものまねをして粗品がツッコミを入れるという変則的な展開を見せた霜降り明星が、496点で優勝を果たしたのです。そもそも、ものまね芸人ではない霜降りが優勝したことに視聴者は違和感を覚えたのでしょう。しかも漫才にものまねを組み込むという、ストレートではないネタでしたからね。疑問の声が上がる中、ここ数日はMr.シャチホコが優勝できなかったことに言及する声も増えているんです」(前出・ネットウオッチャー)
それは例えば、〈あの構成力とクオリティで優勝じゃないのが本当に理解できない〉〈霜降り優勝が出来レースだったとしても、シャチホコの扱いはマジであり得ない〉といったもので、〈コロッケのシャチホコに対する点数が厳しすぎないか〉との意見も上がっている。
「審査員にも失礼になることから、今時、出来レースというのは逆に考えづらい話。ただ、コロッケのMr.シャチホコに対する92点という採点の厳しさについては、様々な憶測が流れています。Mr.シャチホコは、かつてコロッケとものまねで競い合った、岩本恭生と同じ事務所。当時は笑いを誘う手法のコロッケと正統派の岩本で、おたがいにライバル心を燃やしていたといいます。そのため、その岩本の後輩に対し、決して潰すというのではなく、今後の期待を込めて厳しくしたのではないか、との見方もあるんです」(芸能プロ関係者)
いずれにせよMr.シャチホコにとっては、また注目度がアップしただけにオイシイ限りかもしれない。