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田中圭、「あなたの番です」で噂される“二重人格説”が否定されるワケ

 田中圭が原田知世とダブル主演を務めるサスペンスドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)が浮上の兆しを見せないようだ。6月2日放送の第8話は視聴率6.7%を記録。前回から微増とはなったものの、8話中の6話が6%台に終わる“低空飛行”ぶりを見せつける結果となった。

 そんな低調ぶりに反して、ネット上での推理合戦はますますヒートアップ。SNSには〈あな番 考察用アカウント〉まで登場する過熱ぶりで、本作のテーマである連続殺人の犯人探しが盛り上がっている。その中で特に支持を受けている推理について、テレビ誌のライターがささやく。

「視聴者の間では、田中が演じる手塚翔太の“二重人格説”が有力視されています。その根拠としては、隣室に住む尾野幹葉(奈緒)が『付き合っていたのに捨てられた!』と大騒ぎしていること。つまり田中が別人格の時に、尾野と交際していたというわけです。他にも田中の行動には不審な箇所があり、それも二重人格説で説明可能という推測が続出。さらには原案を担当する秋元康氏が17年7月期に手掛けたドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)でも、主演の福士蒼汰が二重人格という設定だったことから、『今回も同じネタか!?』との声まであがっています」

 だが、ますます強まる二重人格説に対し、「絶対にありえない!」と否定する声もあるという。それは現在のテレビ局を取り巻く環境にも理由があるというのだが、テレビ誌のライターが続ける。

「福士のドラマでは、DVに苦しむ母親を助けるために別人格の主人公が父親を殺して埋めたという、具体的な理由がありました。それに対して『あなたの番です』では理由はどうであれ、『二重人格者が連続殺人犯』という設定になってしまう。これでは二重人格、すなわち“解離性同一性障害”への偏見を助長してしまうのは明らかです。ただでさえコンプライアンス重視を厳しく問われる昨今、テレビ局として二重人格という設定を受け入れることは無理でしょう」

 そこで有力視されているのが、別の説だという。そしてこちらのほうが、説得力も高いというのだ。

「田中が実は双子だったという説です。田中と原田が住む302号室の隣は空き部屋ですが、ここに田中の兄弟がひっそりと住んでいるのではないかというものですね。そうすれば尾野と交際しているのも、双子の兄弟という理屈が成り立ちます。もっともサプライズの大好きな秋元氏のことですから、そんな推測をさらに斜め上で上回る秘策を用意しているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 いずれにせよ、2クールにわたる本作ではまだしばらく、真相は明かされそうにもなさそうだ。

(金田麻有)

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