6月11日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)にて、元AKB48の西野未姫が同期メンバーからの批判を浴びまくった。この日は「~もう一度花咲かせたい!~元AKB48だらけの非公認運動会」と題して、25名の元AKBメンバーが集結。ここで西野は、5期生の内田眞由美がオーナーを務める「焼肉IWA」で1年間アルバイトするも、本業が忙しくなったことでバイトをお休みしていると告白した。
すると同期でバイト仲間の橋本耀が、西野が休んだ分のシフトに入っているとクレーム。さらに同じく同期の前田美月は、「朝、あいさつしても全然返してくれなかった」と西野の態度を暴露した。それらの声に必死の弁明を見せていた西野だが、その姿にアイドル誌のライターは「感心した」と前置きして、こう語る。
「そもそも西野が今回の運動会企画に参加していたこと自体が驚きです。彼女はそのオーバーリアクションが受け、最近はバラエティ番組で売れっ子になっています。4月6日には人気タレントの証と言える『オールスター感謝祭2019春』(TBS系)にも出演しているんです。それゆえ、ロケで終日拘束される今回の企画など断ってもよさそうなものですが、彼女自身も事務所側も仕事を選んでいる状況ではないと判断したのでしょう」
MCの田村淳によると、今回の運動会企画では70人の元AKBメンバーに出演交渉し、25人のみが出演。つまり45人は、他の仕事を選ぶなどして出演を断ったことになる。その状況で、売れっ子の西野が出演したことには大きな意味があるというのだ。
「女優では何人ものメンバーが活躍している元AKBメンバーですが、バラエティタレントでは指原莉乃を別格とすれば、西野以外にこれといった成功者がいないのです。それに対して、アイドルグループとしてAKB48に遠く及ばなかったアイドリング!!!は菊地亜美と朝日奈央という二人の人気者を輩出。この状況を見れば、元AKB48という肩書はバラエティの世界では決して武器にならず、あくまで自分の力で切り開く必要があることを痛感したのでしょう。そんな生き残りを懸けた危機感が、西野に今回のロンハー出演を決断させたのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
なお、元2期生の野呂佳代は今回の出演オファーを断ったという。あくまでスケジュールの都合かもしれないが、西野のほうが売れている状況にも納得がいきそうだ。
(金田麻有)