9月29日放送の「時効警察・復活スペシャル」(テレビ朝日系)において、女優の余貴美子が名演技で視聴者をノックアウトした。
霧山修一郎(オダギリジョー)と三日月しずか(麻生久美子)が、時効になった事件を、趣味で解決していくこのドラマは、06年1月期放送の「時効警察」、07年4月期放送の「帰ってきた時効警察」に続くシリーズ第3弾で、今回の事件は24年前に発生し、9年前に時効となった「浦島ガソリンスタンド火災事件」。実年齢46歳で学ランを着用し、高校生役とその叔父・藤原安二郎の2役を演じ分けた武田真治もさることながら、視聴者を驚かせたのは実年齢63歳で安二郎から強引に胸を揉みしだかれ押し倒される沢村加奈子を演じた余だ。
「スカートがめくれてチラリとのぞいた白い脚と武田が力を込めた指からこぼれる肉感的なバストは、まさに生ツバもの。現役感にあふれていました。さらにドラマ後半では、息子が自分をかばって遺体に細工していたことを知っていたと地を這うような嗚咽で表現。コメディ要素の強い同ドラマにおけるシリアスパートをしっかりと担っていました」(テレビ誌ライター)
余のファンを公言しているお笑いトリオ・ロバートの秋山竜次に、ぜひとも感想を聞いてみたいものだ。