10月24日、「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)にゲスト出演する、沢村一樹。
06年放送の「サラリーマンNEO」(NHK)で「セクスィー部長」を演じて以降、バラエティ番組などでシモなネタを連発。自ら、いやらしい言葉をつけた「男爵」を名乗り、08年にはシモなネタでいっぱいの自伝&エッセー「サワムラ2日記」までリリースしているが、そのシモなネタが最近はトーンダウンしているようだ。
沢村は10月19日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に出演。だが、女性に関しては、夕方のスーパーにいる女性にグッとくると明かす程度で、以前のようなキレのあるシモなネタは出さないままだった。
話したのは即席ラーメンの変わった食べ方や、先輩の俳優が芝居論を語っていたため酒宴を途中で帰ったことなど。女性が聞いても楽しめるような話をしている。なぜ男爵のシモなネタの切れ味は鈍くなっているのだろうか。
「この番組には、木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の宣伝をするために出演しました。いわゆる番宣というやつです。キムタク主演のドラマの番宣で出て、シモなネタを連発するのは、さすがの沢村といえどもできないでしょう(笑)」(週刊誌記者)
また、自身のイメージ戦略もあるという。
「沢村がシモなネタを話すようになったのは、二枚目イメージを払拭し、演技の幅を広げるためです。今年1月にスタートした沢村が主演のドラマ『刑事ゼロ』(テレビ朝日系)は、ほぼ全話で視聴率2ケタを記録し、大好評を博しました。演技の幅は広がったので、もうシモなネタを話す必要はないのでしょう。今でもむしろ、イメージダウンにつながってしまう可能性があります」(芸能関係者)
沢村一樹のユニークなシモネタが聞けないのは残念。「グランメゾン東京」が終わったら、再び男爵の姿を取り戻してほしいものだ。