10月20日に放送された木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」(TBS系)第1話の視聴率が12.4%だったことがわかった。今回の数字に制作側は満足していない可能性があるという。
「当初、初回放送はラグビー日本代表戦と時間がかぶるため、視聴率の苦戦が予想されていました。ですが当日は、プロ野球日本シリーズの延長により丸かぶりは回避され、2ケタ視聴率を獲得。しかし一部報道によると、今回のドラマには海外ロケなどに膨大な予算が投入されたため、視聴率15%が最低ラインだったとか。そのため、TBS側はこの結果には満足していないかもしれません」(テレビ誌記者)
TBS日曜劇場は今年、福山雅治主演「集団左遷」が初回13.8%、大泉洋主演「ノーサイド・ゲーム」が初回13.5%を獲得しているだけに、「グランメゾン東京」もこれ以上視聴率を引き離されたくないところだろう。しかし2話以降、さらに数字を下げてしまう可能性もあるという。
「第2話が放送される10月27日は、『フィギュアグランプリシリーズ2019』(テレビ朝日系)の時間と丸かぶりなんです。しかも今回は、羽生結弦が3年ぶりにグランプリファイナル制覇するかどうかに大きな注目が集まっており、視聴者の奪い合いになる可能性も。さらにテレ朝は翌週以降も、昨年視聴率14.7%を記録した上川隆也主演の人気ドラマ『遺留捜査』のスペシャル版を2週連続で放送するなど、万全の体制で臨むようです。そのため一部では、キムタクドラマが初の1ケタ視聴率を記録してしまうのはないかと心配の声があがっています」(前出・テレビ誌記者)
とはいえ、初回を見た視聴者からは概ね好評の「グランメゾン東京」。高視聴率を連発するキムタク神話の力をまだまだ見せてほしいものだ。