芸能

借金地獄を経験したカンニング竹山、「完済後もアコムに頭が上がらない」理由!

 TBS系朝の情報番組が、TOKIO・国分太一&真矢ミキの「ビビット」から、落語家・立川志らくがメインMCの「グッとラック!」にバトンタッチされた。番組終了にともない、ビビットファミリーはみんな卒業。行く末を案じたくなる有名人もいるが、カンニング竹山に関してはその心配はなさそうだ。俳優として活躍の場を広げているからだ。

 宮藤官九郎が脚本を担当するNHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」(NHK)へ出演。国立競技場すぐそばの食堂・水明亭の店主を演じた。さらに、12月27日公開の映画「男はつらいよ50 おかえり 寅さん」にも出演。国民的俳優の仲間入りも間もなくだ。

 芸能人として安定期に突入した竹山。だが、同級生で親友の故・中島忠幸さんとコンビ「カンニング」を組んだあとの数年は、ド貧乏。多重債務者だったという。

「地元の福岡県で芸人を始めた当初はまったく食べていけず、25歳から借金地獄に陥ったそうです。浪費による借金が480万円。親が100万円を返済してくれ、難を逃れたと思ったのもつかの間。タチの悪い金融会社から『返済能力がある』と判断されて、増額キャンペーンのようなお得に見える融資を勧められました。これにまんまと乗ってしまい、全13社から500万円も借りていました」(女性誌記者)

 こうして竹山は債務整理をすることになった。博学である2人の兄から、弁護士不介在の「特定調停申し立て」を勧められ、裁判官と返済額や返済方法などを詰めた。芸人であることを理由に朝から晩までの雇用をあきらめ、「法定利息」にのっとって債務整理をした。31歳で初めて月収10万円を超えた。のちに、借金がゼロになった。

「タレントとして有名になってから、ある消費者金融会社からCMの依頼が来ました。かつて50万円を借りたアコムでした。アコムには元金しか返済していないので、何かの間違いだと思ってマネージャーさんを通じて確認してもらうと、『メインキャラクターではなく、シチュエーションの役者さんとして出てもらうので問題ない』とのこと。アコムは、竹山がかつての顧客であったことを知って、あえてオファーしたのでした」(前出・女性誌記者)

 15秒バージョンのCMで、サラリーマンに扮した竹山が駅に到着すると雨が降ってきて、ニコッとほほえんだ妻が傘を差しだしてくれるシチュエーション。出演料は、“借り入れた金額のウン倍”だったという。竹山はアコムには一生頭が上がらなそうだ。

(北村ともこ)

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