10月28日、「東京ドラマアウォード2019」の授賞式が都内で開催され、菅田将暉が主演した「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)が連続ドラマ部門のグランプリに選ばれ、さらに菅田は主演男優賞も獲得。この1年の菅田の活躍ぶりが、改めて示された。
ほか、主演女優賞に清原果耶(NHK「透明なゆりかご」)、助演男優賞に横浜流星(TBS系「初めて恋をした日に読む話」)、助演女優賞に黒木華(日テレ系「獣になれない私たち」)が選ばれ話題となったが、その陰に隠れる形で目立たなかったものの、注目したいのが「スキャンダル専門弁護士QUEEN」(フジ系)のオープニングテーマ「inside you」で主題歌賞を受賞した、新人シンガーソングライターのmilet(ミレイ)だ。
3月に「inside you」でデビュー後、4月に公開されたアニメ映画「バースデー・ワンダーランド」ではイメージソングとメインテーマの日本語カバーを担当。夏ドラマ「偽装不倫」(日テレ系)では「US」が主題歌となり、現在、NHKで放映中のアニメ「ヴィンランド・サガ」のエンディング曲「Drown」も、彼女が歌っている。
「カナダに留学経験があり、英語と日本語を使い分けた楽曲と、重厚感のあるハスキーな声が特徴。音楽好きにはすでに知られた存在ですが、ドラマ、映画などとのタイアップを続けており、ドラマ界にとって貴重な存在な上に、一般的な認知度も急上昇で高まっています」(芸能記者)
「東京ドラマアウォード」の主題歌賞は、昨年が米津玄師の「Lemon」、その前が星野源の「恋」が獲っている。miletの大ブレイクも時間の問題だろう。
(鈴木十朗)