10月3日に五十路の大台に突入しても、その人気は衰え知らず。出演映画は満員御礼で、CM契約もガッツリ! その稼ぎっぷりから「不動産王」さながらのフトコロ事情も暴かれて‥‥。私生活を追跡すると、ほんわかナチュラルな外見とは裏腹な、ストイックな鉄則だらけの“ゆりっぺ像”が浮かび上がった。
「スクリーンいっぱいに映し出された顔を見て、ナチュラルな美しさに心を奪われました。劇場は満員で、ほとんどの女性のお客さんが『こうなりたい』と思いながら演技に見入っていたはずです」
11月1日公開の映画「マチネの終わりに」(東宝)を見た芸能レポーターの川内天子氏が絶賛するのは、ヒロイン役を務めた石田ゆり子(50)だ。本作では東京、パリ、ニューヨークを舞台に、婚約者がいながら、主演の福山雅治(50)扮するギタリストに引かれていく40代の女性ジャーナリストを熱演。公開週の観客動員ランキング(興行通信社調べ)では、ハリウッドの大作がひしめく中で堂々の3位にランクインした。
「奇跡のアラフィフ」と称される石田の美貌がヒットの原動力となったのは言うまでもないだろう。
芸能関係者が明かす。
「石田は美しさを保つために努力を惜しまない。そのひとつがジム通い。毎週水曜日になると、沢尻エリカ(33)や鈴木京香(51)も通う元麻布のジムに行ってはトレーナーとマンツーマンで汗を流し、そこから恵比寿の三越で買い物をするのが彼女のルーティン。そのことをマスコミもわかっていて、ジムを出たところから追いかけるのですが、トレーニング後の石田は、ほんのりと顔を上気させて美熟女の色気を発散。ついついボーッと見とれてしまい、追跡に失敗する記者がいたほどです」
あざとい芸能マスコミの目をくらますほどの美貌は、一朝一夕にして成らず。
「10年以上、ピラティスを続けていて、今も週2回は教室に通っています。体幹を鍛え、背骨のバランスを整えることで、肩こりや偏頭痛から解放されたと聞いています。血流をよくする効果があるのか、楽屋で逆立ちをすることもあるそうです」(川内氏)
石田のストイックすぎる運動習慣は仕事にも生かされている。
「セリフはウォーキング中に覚えるのがモットー。犬の散歩を兼ねて、台本片手に40分以上歩くこともあります。新作映画では流暢なフランス語をしゃべっていますが、これもパリで街歩きをしながら習得したんです」(映画関係者)
ながら歩きもサマになりそうな石田である。