個性的な芸名とドラムを叩きながら歌うという独特なスタイル、クール・ビューティな容姿と確かな演技力で知られているシシド・カフカ。放送中の「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」(NHK)では初主演を務め、クールで頑固な女探偵としてハードボイルドな匂いをプンプンと漂わせている。
原作は若竹七海による20年以上続いている人気推理小説「女探偵・葉村晶シリーズ」。シシドが葉村を演じることでタイトルがカタカナになったかどうかは定かではないが、かつて竹内結子が姫川玲子警部補を演じた「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)や、篠原涼子が雪平夏見刑事を演じた「アンフェア」(フジ系)のように、シリーズ化や映画化される予感を秘めている作品であることは確かだろう。
「原作を上手にアレンジした脚本で、初回では4姉妹の末っ子である晶(シシド)のすぐ上にあたる姉・珠洲としてMEGUMIが出演。原作ファンを納得させるオリジナルキャラクターとして“バカだと思われているけれどそうではない女”をみごとに演じ切りました。シシドはそこにいるだけでハードボイルドなかっこよさを醸し出せる女優ですが、本人は見た目とは正反対のざっくばらんな“気さくキャラ”。映画コメンテーターでタレントのLiLiCoと仲がよく、実は性格もよく似ているのだとか」(女性誌記者)
古書店「MURDER BEAR BOOKSHOP」でのバイト時にしているエプロン姿もサマになっているシシド。今後の展開が楽しみだ。