3月22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、コロナウイルスが猛威をふるう中での「東京五輪開催の可否」について持論を展開した長嶋一茂。
安倍総理による「G7首脳から『完全な形での開催』に賛同を得た」との発言に触れ「ちゃんちゃらおかしい。決めるのはWHOとアメリカの3大ネットワークとIOC」とバッサリ切り捨てた。
さらに一茂は「延期とかのレベルではなく中止の方向ではないかと思っている」「WHOがパンデミックと認定した年にオリンピックをやるのは考えられない」と力説したのだが─。
「この放送から数時間後にとった『自身の行動』にネット上で批判が集まっているんですよ」と語るのは芸能ライターだ。続けてもらおう。
「22日、一茂はさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にゲストコメンテーターとして出席したのですが、このイベントは埼玉県の自粛要請を無視して『強行開催』されたもの。一茂に『オリンピックはダメでK-1なら良いのか』といった批判が寄せられているんです」
これに対する本人の弁明も空回りしている。
「23日に出演した『あさチャン!』(TBS系)でK-1について聞かれた一茂は『仕事として呼ばれた以上、じゃあ自粛しろって言いに行ったほうがいいのかって…』と煮え切らない弁明に終始していた。この一件で彼は相当信頼を損ないましたね」(前出・芸能ライター)
二枚舌と言われても仕方がないかもしれない一茂であった。
(牧マコト)