父親の正体はひとまず置くとして、そもそも大事な14年のソチ五輪を控えながら、入籍した相手でもないパートナーに“中出し”を許すなどという、ある意味での暴走行為に及んだのも、一度惚れた男性に対する安藤の情があまりにも深すぎるゆえではなかろうか。モロゾフ氏との長い情愛関係の間も、周囲が困惑するのをよそに、彼女は人目も気にせず2人の世界に没頭していたようだ。
「モロゾフといえば彼女に付く前から高橋大輔(27)のコーチ、振付師も務めていました。ところが、安藤を見るようになると彼女に付きっきりとなるばかりか、彼を無視するかのように同じリンク上で露骨にハグしてはチュッチュと、練習中から目も当てられないラブシーンを演じるようになった。高橋は激怒して、モロゾフとの師弟関係を解消しました。でも、それは彼女にとって願ってもない展開だった。実際、バンクーバー五輪の前年には、村主章枝(32)とのコンビも解消するようモロゾフにおねだりしているほどですから。ただし、そんな彼女の嫉妬心が破局につながった面はある」(フィギュア関係者)
当時、モロゾフ氏は言われるがまま、村主のコーチを降りている。安藤は「私だけを見ていて」というタイプで、とにかく独占欲が強かったようだ。そして、時に情緒不安定にもなってしまう。そういう意味で、公私ともにパートナーとなったモロゾフ氏のようなコーチだったからこそ、世界選手権を2度制覇するなど、彼女を世界の頂点に押し上げることができたのだろう。
「リンクでは厳しいことを言っても、練習が終われば優しくケアをする。かつて、とある遠征地で各選手たちがホテルの同じフロアに宿泊していたんです。すると、安藤とモロゾフがいる部屋から実に活動的な響きが一晩中聞こえてきたといいます」(スケート連盟関係者)
蜜月時代、安藤はモロゾフ氏にゾッコンだった。
「実は、彼女には下半身にコンプレックスがあって、太腿の肉づきを細くしたがっていたんです。ところが、モロゾフは太腿が太く、お尻の筋肉があまり発達していない体型の女性が好みだった。安藤にもそう言いくるめると、彼女は体型を変えることなく、言いつけに従ったそうです」(スポーツライター)
ひとたび情熱を傾ける男性が現れると、つい夢中になりすぎてしまうという。
「2年前に南里との交際が発覚した直後、彼女はツイッターのプロフィール欄に2人で手をつなぐ後ろ姿を載せた。すぐに削除されましたが、私生活を騒ぎ立てるとマスコミ批判をするわりには、まるでアピールしているかのような行為が印象的でした」(前出・スポーツ紙デスク)
これまで彼女にロマンスが持ち上がったのはモロゾフ氏と南里だけではなかった。それこそ高橋大輔や元選手の小林宏一(27)などとの関係も噂されたことも。
「フィギュアの世界は、それこそ安藤と南里のように、幼い頃から顔を合わせているケースが多いから、友達感覚も含めて親しい男女は多い。とはいえ、高橋との関係では、彼が椅子に座って他の仲間と談笑している時、安藤が無邪気に彼の上に“対面座位”のような形でまたがった姿を目撃した関係者までいるんです」(前出・スポーツライター)
一度情熱が燃え上がれば止まらない。一部報道では、50代のイベント会社重役との関係も取りざたされたが、南里、モロゾフ氏が「父親」であることをともに否定するのならば、「第3の男」に“突発欲情”で避妊すら忘れて抱かせてしまったということなのか‥‥。