4月14日、熊本地震から4年が経ったこの日、多くのタレントがブログやSNSで追悼のコメントを寄せている。女優の土屋太鳳はインスタグラムで当時のことを振り返り、被災者への思いを記した。また女優の藤原紀香もブログで熊本地震について触れている。
「藤原にとって熊本地震は忘れたくても忘れられないでしょう。震災直後の4月16日、ブログに《どうかこれ以上、被害が広がりませんように そして 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください。お願いします》と書き、『熊本の人が神様を怒らせたような書き方だな』と大バッシングを浴びました。紀香はこの一文をすぐに削除。批判が強かったことがうかがえます」(週刊誌記者)
そんな経緯もあって今年の投稿にも注目が集まった。4月14日の投稿で紀香はこの日が熊本地震から4年目であることを記し、〈お亡くなりになられた方々に心からご冥福をお祈り申し上げます〉と続けている。これが、炎上とまではいかないものの、疑問の声が上がった。
「この投稿は紀香がカレーを作ったという内容で、ほとんどがカレーの作り方や隠し味についてなんです。その後、新型コロナウイルスについて書き、最後にやっと熊本地震のことが出てくる。これが『とってつけたように書いた』という印象を与えてしまいました。さらに最後を《地震、来て欲しくないです。。。》と結んでいるんですが、これが『なんか軽いコメントではないか』と批判されてしまいました」(前出・週刊誌記者)
熊本地震のみならず、被災した人にとって地震は「来てほしくない」というより少なくとも「もう二度と起きないでくれ!」というレベルのものなはず。紀香の発言は、どうしても、被災したことがない人の甘い考えを現している、と捉えられたれようだ。もちろん、地震について、二度と起きないように願う気持ちは大切だ。なかなか難しいところもあるが、今後は、やはりもう少し配慮したうえで、投稿したほうがいいのかもしれない。