クッキング動画はYouTubeと相性がいいと言われている。
お笑いコンビ・インパルスの堤下敦のYouTubeチャンネル〈堤下食堂〉は、料理に不慣れな男性でも気軽に取り組める調理方法の紹介と堤下の軽妙な語り口が評判で、チャンネル登録者数30万人の人気チャンネルだ。
そんな堤下から、〈命と引き換え飯〉と命名され、シリーズ化して投稿しているチャンネルがあった。
お笑いコンビ・極楽とんぼの〈けいちょん〉こと山本圭壱のYouTubeチャンネル〈極楽とんぼ山本圭壱 けいちょんチャンネル〉がそれで、4月17日投稿〈【激ウマ!】命と引き換えの絶品パスタを作りました!【うちで食べよう】〉の内容を見てみると…。
「1人暮らしをずっとしてるんですが、私の料理の技術をまだ見せてないということで、料理作って、チャチャッと食べたいと思います」
と、番組冒頭挨拶する山本。すると〈堤下食堂などでハイカロリー料理を披露〉とテロップがあらわれ、何やらただならぬ雰囲気の中、山本がパスタ料理をスタート!
フライパンで炒める玉ねぎのみじん切りに、これでもかと豪快に〈にんにくペースト〉〈ブラックペッパー〉をふりかけ、ひき肉を追加すると、〈分厚く大きめに切ったバター〉〈ケチャップ〉〈コンソメ〉〈カレー粉〉をふんだんに追加する山本。茹でたパスタと混ぜて、これに〈牛乳で溶かしたスライスチーズ〉をかけたら、「ミートスパカレー風味けいちょんアレンジ」の出来上がり。
実食の山本は「うま!」と絶叫。しかし、あまりのハイカロリーぶりに「太りそうだ…。(堤下さんから)命と引き換え飯だって言われてましたしね」とスタッフが苦言を呈する。
ところが、そのスタッフも一口パスタをすすると「オイシイですね!」と絶賛のコメントを口にしたのだった。
この一連の流れに、「この人の料理は男くさくていいよなあ」「命と引き換え飯シリーズ大好き」と視聴者も高評価のコメント。
また、番組の概要欄に〈新型コロナウィルス感染拡大防止のための対策を十分にとった上で収録しております〉と記載しているにもかかわらずの料理の内容から、〈コロナ対策をちゃんとして命を守っているのに作った食事は命と引き換えにっていうね〉と“矛盾”をおもしろがっているコメントもあった。
クックパッドなどの料理サイトをふだんから研究しているという山本の一風変わったクッキング動画。命と引き換えにしたくはないが、適度にカロリーを抑えれば、自宅で試してみてもいいかも!?
(ユーチューブライター・所ひで)