我々の心と下半身を掴んで離さない、美女優たちの艶シーン。不安や緊張、それとも期待か、あるいは男優の巧みな愛撫に本気でコーフンしてか、「バストトップ」を思いきり硬く尖らせてしまう女優がいる──。
バストが大きい美女は、その大きさに注目が集まりがちだが、よくよく見ていくとその先端だっていい仕事をしているのだ。その代表が、石田えり。
80年代から脱ぎまくり、日本人離れしたバストを揺らしまくっている上に、先端部分の反応が最も素晴らしかったのは、81年の映画「遠雷」ではないだろうか。
「石田は永島敏行演じる主人公のお見合い相手で、出会ったその日にホテルで関係を持ちます。自ら白い下着を外して推定Gカップバストを見せ、“先に言っとくけどさ、あんたは5人目よ”と言って見せる誘うような笑顔の色香は、当時21歳だったとはとても思えません。しかも、一回戦を終えて一緒に湯船につかり、後ろから揉まれてプカプカとお湯から顔を出すバストの先端が、ぷっくりと膨らんでいるんです。“ねぇ、もう一回できる?”という石田のおねだりはアドリブだった可能性もあるのでは(笑)。トマト栽培のビニールハウスの中での絡みシーンでも永島に揉まれ、摘まれ、吸われ、顔を埋められる石田のバストのトップは、まさにピン立ち状態でしたね」(映画ライター)
永島が心底羨ましいのである。(露口正義)