お笑いタレントの明石家さんまが5月23日に放送されたバラエティ番組「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)に出演。吉本興業所属の独身芸人グループ、「アローン会」の存続危機について触れた。
「アローン会は坂田利夫が名誉会長、明石家さんまが最高顧問、今田耕司が会長、岡村隆史が部長、 徳井義実と又吉直樹が会員として構成されているといいます。もともとは芸人同士の内々の会合だが、2019年以降、NHKにてアローン会を冠にしたトークバラエティ番組『さよなら!アローン会』が不定期で放送されています」(芸能ライター)
番組で外出自粛期間中の生活についてトークしている際、さんまが「今回、岡村といいやな、アローン会、もう潰そう言うてやな」と発言。今田は「アローン会じゃないですよ、今。 東野がつけてくれた名前、地獄の軍団って言うんですよ」と言い、スタジオの笑いを誘った。
岡村は4月23日深夜に放送した「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」 (ニッポン放送)での発言が女性蔑視だと猛バッシングを受け、翌週の放送で謝罪。
徳井は19年秋に所得無申告が発覚し、芸能活動をしばらく自粛。 又吉は3月下旬、小池都知事が酒場への入店自粛を呼びかけたタイミングで、朝4時までハシゴ酒をしていたと写真誌に報じられ、「アローン会」はこのところ不祥事続きだった。
この日の番組では、さんまと今田がステイホームの状況を報告していたが、アフターコロナで「アローン会」はふたたび集結するのだろうか。
(鈴木十朗)