元AKB48で女優の渡辺麻友が6月1日、芸能界を引退することが発表された。前田敦子、大島優子らとAKB48の元祖「神7」の1人として活躍していだが、神7で芸能界を引退するメンバーは初めてとなる。
「渡辺麻友は2006年にAKB48の3期生として、当時中1で加入。『まゆゆ』の愛称で親しまれ、可愛らしいルックスとファンへの対応、スキャンダルとも無縁という完璧なアイドル像を体現しており『アイドルサイボーグ』とも呼ばれていました。前田敦子、大島優子らとAKB48黄金期を支え、14年の選抜総選挙で1位に輝くほどの活躍。AKB48というグループ名を聞いて、渡辺麻友をイメージする人も少なくないと思います。それだけにAKB48卒業コンサートもさいたまスーパーアリーナで盛大に行われ、ファンも彼女の卒業を祝福していました」(アイドル誌ライター)
そんな渡辺は、グループ卒業には女優として活動。18年5月にミュージカル「アメリ」で舞台初主演を務めたほか、19年放送のNHK朝ドラ「なつぞら」では、ヒロインが勤めるアニメ制作会社の同僚役を好演していた。しかし、その後、ファンクラブの運営を休止。さらにアシスタントMCを務める音楽バラエティー特番「UTAGE!」(TBS系)を体調不良で欠席するなど異変が起き、ファンからは心配の声があがっていた。
「そして、ついに所属していたプロダクション尾木から1日、健康上の理由で芸能界引退が発表されました。ネット上でもこの引退を悲しむ声が多く寄せられており、仲川遥香らともに活動していたメンバーたちからも心配するコメントをツイッターで投稿しています」(前出・アイドル誌ライター)
松井珠理奈はツイッターに〈起きてニュースを見て、びっくりしました。プロ意識が高くて、尊敬していた先輩の一人。近くにいて、自分も頑張らなきゃっていつも思っていました。感謝の気持ちでいっぱいです。とても心配です〉とつづっている。
女優としても才能をみせていただけに今回の引退は大きな衝撃だが、今は彼女の体調が回復することを願いたい。
(安達信也)