お笑いタレントの狩野英孝のYouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」が絶好調である。
狩野は昨年末にYouTubeをスタート。当初は“恋愛テクニック”や“大喜利”企画などトークを中心とした動画を配信するも、再生回数は1万回以下の時も多く伸び悩んでいたのだが、急激に人気を集めたのが、ゲーム実況配信だった。
「2月19日に配信した初のゲーム動画は振るわなかったのですが、3月上旬にスマホゲーム『にゃんこ大戦争』の配信で一気に10万回再生を超え火がつきました。そこへ新型コロナの感染拡大、そして緊急事態宣言が発令され外出自粛となる中、人気サバイバルホラーゲームの『デッドバイデイライト』、そしてこちらもホラーゲームの『バイオハザード』が大ウケし、登録者数22万人超(6月3日現在)の人気チャンネルとなっているのです」(ネットウオッチャー)
テレビでのリモート出演が増えたことを機に自宅からゲーム配信をする芸人が増えたが、芸能人のくくりでもかなりの成功を納めているほうと言えるだろう。
「狩野とオンラインゲームで対戦する品川祐などは、自身の登録者数が3万人程度なだけに、2人での配信中も人気ぶりをうらやましがっていましたからね。視聴者がそこまで集まる理由については、ネット上を探ると《初心者ぶりがおもしろい》《大きすぎるリアクションがゲーム実況に合っている》《実況中、チャットでの対応ぶりが丁寧》といった声が多く見られます。ただ、時折挟むゲーム実況以外の動画は相変わらず反応が薄いのは変わりありませんが(笑)」(前出・ネットウオッチャー)
これまでに来なかったゲーム関連の仕事も来るようになったという狩野。新型コロナで“新たな引き出し”ができたようだ。