お笑い芸人の狩野英孝が、大ヒット映画「君の名は。」の人気に乗っかってきたようだ。10月26日にインスタグラムにて、同映画のラストシーンと同じ場所で撮影した画像を公開。自ら“聖地”に足を運び、同じポーズをとり、第三者に撮影してもらうという念の入りようだ。だがその“聖地巡礼”についてお笑いファンからはブーイングもあがっているという。お笑い系のライターが指摘する。
「狩野は同じ画像をツイッターにもアップし、わざわざ映画の同シーンの画像まで一緒に掲載しています。しかし画像を見比べればわかりますが、立ち位置やポーズをちゃんと合わせていないんですよ。自撮りならともかく第三者に撮影してもらっているのですから、芸人なら完璧に同じ絵面になるようにこだわるのが当然のはず。物まね番組だったら間違いなく失格のらく印を押されるレベルでしょう」
たしかに芸人であれば、衣装も登場人物に合わせるくらいのこだわりを見せたいもの。とは言え街中での撮影ではさほど時間もかけられず、これで精一杯という気もしなくはない。だが前出のお笑いライターは、狩野だからこそこだわりを見せてほしかったと強調する。
「なにしろ狩野は若いころ、俳優を目指して日本映画学校で学んでいましたからね。だからこそ映画への強いリスペクトや、そのシーンを完璧に再現しようとする強い意志を見せてもらいたかったのです。とは言え、そんな詰めの甘さが狩野らしいと言えばらしいのですが‥‥」
きっちりと詰め切れるタイプであれば、そもそも6股騒動も起こらなかったはず。ここは「狩野らしいや」と苦笑するのが正しい見方なのかもしれない。
(金田麻有)