テレビ東京を退社し、この4月からフリーアナとして活動している鷲見玲奈が、ゲスト出演した「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)のドッキリVTRに自分の姿を重ねていたようだ。
6月30日の放送ではいとこ同士のお笑いコンビ「なすなかにし」の中西茂樹が、3歳年下の那須晃行に解散を持ちかけるというドッキリを放送。そのVTR中に見せていた鷲見の様子についてテレビ誌ライターが指摘する。
「ワイプでの表情に定評のある鷲見は、中西が『才能がやっぱないんやって』と告白した場面で『あちゃー!』と言わんばかりの顔つきに。『ネタも毎日作っていて』と語る中西に対して那須が『知ってる、よう知ってる』と返した場面では、うらやましそうな表情で『なんかもういいなあ』とつぶやいていました。さらに中西が、お笑いが怖くなってしまったと語る場面では『これ設定ですよね?』と、まるで我が身を振り返るかのような慌てぶりを見せていたのです」
鷲見はテレ東で女子アナのエース格として活躍するも、同僚との不貞疑惑が発覚したことで番組出演を休止。そこから退社・独立に至ったという経緯がある。それゆえ、信頼している相方を裏切るような形で解散を切り出す中西の姿に、自分の退社劇を重ねて見ていたのではないだろうか。
「中西の解散提案に那須は、42歳という年齢では辞めてからが大変であり、『ほかの仕事とか見えていたほうが子供のためにもいいんじゃないかと思う』との思いを吐露。ごく真っ当に思えるリアクションですが、鷲見はこの言葉に『え、そこなんだ!?』と驚き、救いを求めるように左右に視線を泳がせていました。おそらく鷲見は、中西を引き留めるでもなく解散後の生活について言及した那須に驚いたのでしょう。そんな反応からは、自身がテレ東を退社した時には周りからもっと慰留してほしかったという想いが透けて見えるかのようです」(前出・テレビ誌ライター)
退社独立と新型コロナ禍がかぶってしまい、4月以降にわずか11番組にしか出演していないという鷲見。思うようなフリー生活をスタートできなかったという忸怩たる思いが、解散ドッキリへの反応にも表れていたのかもしれない。
(金田麻有)