7月6日と13日に2週にわたって放送された松嶋菜々子が主演のドラマ「やまとなでしこ 20周年特別編」(フジテレビ系)が、それぞれ9.7%、10.9%と再放送としては高視聴率を記録。その人気ぶりを再現する格好となった。
「00年放送時でも平均26.4%、最高視聴率となった最終話は34.2%と、フジで以降に放送された恋愛ドラマの中でもトップの数字を誇ります。今回、ネット上では《懐かしい!》《松嶋がきれいすぎる》《今の恋愛ドラマよりよっぽどおもしろい》など絶賛する声が相次いでいましたね」(テレビ誌ライター)
そんな中、出演者の一人である須藤理彩が13日、同じく出演していた矢田亜希子との当時のオフショットを披露。その矢田についても〈めちゃくちゃ可愛いなあ〉〈これは惚れる〉といった声や〈今もぜんぜん変わらず若いよね〉などといった意見も上がっていたのだが、一方で見られたのが〈あの件がなければ矢田はもっと売れていただろう〉〈ホントにあの事件が無ければな。実にもったいない〉といった指摘だった。
あの件とはもちろん、「やまとなでしこ」にも出演し、その6年後に矢田と結婚、09年に法律違反の薬物を巡る容疑で逮捕された元夫の押尾学氏が引き起こした事件だ。
「当時、もともとヤンチャなイメージだった押尾と一緒になった時点で清純派として売っていた矢田の仕事は激減していましたが、結婚、出産から約3年後、ようやくドラマ復帰をした直後に騒動が起きてしまった。直後に押尾とは離婚。約1年のブランク後に再び女優復帰していますが、主演級の役を得ることはないまま現在に至ります。確かに、彼に振り回された3年間がなければ、矢田の女優人生は変わっていたかもしれませんね」(芸能記者)
しかし、今も美貌を保ち地道に芸能活動を続けているあたりは、たくましい限りだ。