現役メジャーリーガーとして今も活躍を続けるマエケンこと前田健太が、みずからのYouTubeチャンネル〈マエケン チャンネルKENTA MAEDA〉で、広島カープ時代に衝撃を受けたホームランベスト3について明かした。7月10日投稿の〈日本時代に打たれた衝撃を受けたホームラン ベスト3!!〉がそれだ。
第3位は、本塁打王3回、打点王1回に輝いたタイロン・ウッズ(中日)=当時=だった。アウトコースのカーブをまるでピンポン球でも弾くように左手首を返しただけで軽く打ったと言うホームランは、前田が1軍デビューした2008年のこと。まさに衝撃だったようだ。
第2位は、トニ・ブランコ(中日)=当時=。タイロン・ウッズが移籍した翌年の2009年に現れた外国人助っ人で、ウッズが居なくなってホッとしたのもつかの間、前田の投球をナゴヤドームの天井に当て、初認定のホームランを放っている。
第1位は、ウラジミール・バレンティン(ヤクルト)=当時=。王貞治氏に続くセ・リーグでは史上2人目の3年連続本塁打王に輝いており、その3年目の2013年には前田はホームラン54号を打たれている。この年、バレンティンはホームラン60本で日本プロ野球のシーズン最多本塁打記録を樹立している。
ちなみに、それまでの本塁打最多記録は王氏の55本だった。王氏の記録は破られることとなったが、本塁打王の連続記録で見れば王氏は13年連続とケタ違い。追随するのが8年連続の故・野村克也氏だ。日本プロ野球の人気を長らく支えた両御仁、ここに長嶋茂雄氏が加わり、もしもメジャーに行っていたら…と夢想し、想像力をたくましくしてしまうのは筆者だけだろうか…。
(ユーチューブライター・所ひで)