ヒップホップ界のカリスマことZeebraの不貞疑惑騒動の一方で、次女の“RIMA”こと横井里茉の芸能活動に及ぼす影響を案じる声も少なくないようだ。
そのRIMAは「Nizi Project」から誕生、日本でも人気沸騰中のグローバルガールズグループ「NiziU」で活動中。NiziUは、TWICEらを成功させた名プロデューサーの“JYP”ことパク・ジニョン氏が手掛けており、メンバー全員が日本人ながらパク氏が活躍する韓国でも大きな話題を呼んでいる。その韓国で、今回の不貞疑惑はどのように報じられているのだろうか。
「Yahooニュースに朝鮮日報の“JYP所属NiziUのリマ、父Zeebraの不貞報道で火の粉”といった内容の記事が掲載されたことで、韓国でもこの一件が大騒ぎになったとの認識が広まったようです。現地では芸能系メディアの『トップスターニュース』や『マイデイリー』、『ディスパッチ』などが一斉にZeebraについて報じており、記事では娘のRIMAに加えて、NiziUやJYPの名前も取りざたされています。これらの報道を受けて日本では一部で『これでRIMAは脱退必至か!?』などとも囁かれているようです」(K-POPに詳しいライター)
何しろ韓国は2015年まで不貞が犯罪だったお国柄。著名な芸能人やスポーツ選手が告発され、有罪になった例も珍しくない。それゆえ父親の不祥事とは言え、娘の芸能活動に影響が及ぶと考えるのも無理はないだろう。だが、実情はそうでもないというのだ。
「韓国メディアの記事はすべて事実関係の紹介に留まっています。朝鮮日報では『火の粉』という見出しで煽っているように思えますが、この単語は日本語版記事の見出しのみに付いているもの。現地の見出しは『日本の有名ラッパーZeebraの不貞旅行 反論⇒謝罪 JYPのグループ「NiziU」RIMAの父親』という無難な内容に過ぎません。そもそも韓国でZeebraはさほど知られていないので、関心も薄いというのが正直なところでしょう」(前出・ライター)
RIMAには父親の不祥事を気にすることなく、みずからの芸能活動に打ち込んでほしいとファンは願っているに違いないだろう。
(金田麻有)