当の本人はどのように思っていたか、気になるところ。
4月27日に放送されたバラエティ番組「さんまのまんま 春SP」(フジテレビ系)に、米倉涼子が出演。番組MCの明石家さんまと以前合コンした時のエピソードを明かしている。米倉によれば、今から約20年前にその合コンは行われ、さんまは米倉に「お前、『CanCam』のモデル呼べ」とお願いしたとか。結果、女性陣は米倉のほか、現在は小栗旬夫人の山田優と、現在はラッパーのZeebraの妻・中林美和の2人のモデルが参加していたという。そのトークの流れの中で、中林の夫であるZeebraの名前をさんまが「ジブリ」と言い間違い、その流れからさんまはジブリに関連させて、ジブリ映画「となりのトトロ」の主題歌をラッパー風な手振りをつけて、笑いをとるという一幕が見られた。
このやりとりを見たネット民からは「Zeebraは自分の名前間違われるの嫌いだから、さんま大丈夫か?」「さんまもZeebraにキレられるんじゃね?」「ゼブラって言い間違えられるよりジブリの方が悪意あるだろ」など、さんまのZeebraを言い間違えたことに過剰に反応するコメントが多数見受けられている。
「Zeebraは3月、ファンにツーショット写真の撮影を求められ、それに応じていましたが、そのファンがその後、ツイッターにツーショット写真を公開した際、本文でZeebra(ジブラ)をゼブラと誤って表記したことに激怒したという出来事がありました。Zeebraの主張としては『名前も知らない相手にツーショットの写真頼む方が間違ってると思うんだけど。俺も人間だからムカつくに決まってる』と、自分の正式名称も知らない人はファンでも何でもないという考えを持っているようです。この騒動で世間から『器が小さい』と非難されたZeebraですが、その考え方は現在も変わっていないようです。そういった経緯もあるため、今回のさんまの言い間違いにこの出来事を思い出した人が多いようです」(エンタメ誌ライター)
ただ、マジメに分析するとこれだけでZeebraがさんまにブチ切れることはないだろう。
「まず、さんまは言い間違いをする前に、Zeebraを正しい呼び方で呼んでいましたし、Zeebraの名前はしっかりわかっていましたから、本当に言い間違えただけなのでしょう。それにバラエティ番組でのやりとりですから、さすがのZeebraもこれぐらいでキレることはないでしょう。ただ、米倉に対して『Zeebraの奥さんなんか連れてくんなよ、お前! 向こうはラッパーでとんでもなく怖いヤツやったやないか。俺、よかった、Zeebraの嫁さん…』と、Zeebraの妻である中林に手を出さずによかったと安堵する発言もありましたし、Zeebraは怖い人という認識を持っているようです」(前出・エンタメ誌ライター)
あるいはZeebraという名前に動揺したからこそ「ジブリ」と言い間違えてしまったのかも?
(権田力也)