女優の杏が9月10日、都内で劇場版アニメ「アダムス・ファミリー」の完成報告会に出席した。
米人気ホラーコメディーシリーズが初の劇場アニメ化。 チャールズ・アダムスの一コマ漫画が原作で、不気味な洋館に住む一風変わったアダムス家の日常を、ひねくれたユーモアセンスで描く。
生瀬勝久、LiLiCoと登壇した杏は、俳優の東出昌大と離婚して以来、初めての公の場。 個性的な吹き替え版キャストに「生瀬さんだったり、二階堂ふみちゃんだったり、 LiLiCoさんだったり……実写化いけるんじゃない!? と思ってもいました」とし、完成作については「1つのファミリーになっていると感じました」と自信を見せた。
離婚について触れることはなかったものの、すっきりした表情を見せていた杏。離婚が成立し、母親との裁判も和解したことで吹っ切れたのがうかがえるが、杏のように離婚後、 輝きを増した女優は珍しくない。
「木村文乃は昨年、イケメン演技講師と離婚。現在、NHK大河で主人公の妻役を演じ、10月スタートのテレ朝系ドラマ『七人の秘書』では主演を務めます。米倉涼子は16年の離婚後、『ドクターX』や『リーガルV』などに出演し、今年は27年間所属したオスカーから独立して個人事務所を設立するなど、自分の道を歩んでいます。杏の場合は特に、東出との離婚に至る経緯から、世間の目はすべてが味方とも言える状況。一息ついた今、この追い風に乗らない手はないことから、今後は精力的に仕事に取り組むでしょうね」(芸能ライター)
女性は強しということだろう。(鈴木十朗)