法律違反の薬物を巡る取締法違反で逮捕された俳優の伊勢谷友介。NHKの有料動画サービスが、彼が出演していた大河ドラマの配信を停止するなど各方面にじわじわ影響が出始めているが、そんな中、9日に俳優仲間の窪塚洋介がインスタグラムでライブ配信を行い「伊勢谷くん、可哀想。マジで。伊勢谷くんより悪いヤツめちゃくちゃいるから。伊勢谷くんのことを責めるのやめて。誰も殺してないから。誰も傷つけてないです!」と呼びかけたことが波紋を呼んでいるという。
「窪塚さんには世間からのバッシングが目に余ったんでしょうか、『めちゃくちゃ大量に傷つけている人いるんで、そっちを見ましょう』と擁護コメントをしていました。でも世間からは『言いたいことはわかるけど…』『と言われても…』という戸惑いの声が圧倒的で、窪塚さんに対しても『薬物ぐらいで騒ぐなと言ってるようなもの』と批判も少なくありません。確かに殺人は起こしてませんが、殺人を起こしていたらバッシングどころじゃすみません。自制心があれば止められたはずの薬物を、本人いわく『日本では法律違反と知っていた』と言いながら長年使用していた可能性が高いわけですから、可哀想だから責めないでと言われても、素直に『はい、そうですか』とは言えませんよね」(女性誌ライター)
まるで、バッシングしている人たちがひどいと言っているような窪塚に言い分には「もっと悪いヤツがいるなんて言い出したら世界中のほとんどの悪人が責められずに終わりますけど…」という声や、「その年になってもそんなこと言ってるのが残念すぎる」「別に責めてないよ、あきれてるだけ!」「誰も傷つけてないと言ってますけどDV疑惑もなかったってことですか?」と批判やツッコミも。
「窪塚さんが擁護することで今回の逮捕容疑の薬物についての擁護とも聞こえかねないのも、多く人が嫌悪感を示していました。実は今回の伊勢谷さんの逮捕は、少し前のピエール瀧さんや沢尻エリカさんほどのバッシングはありません。理由は『さもありなん』というイメージが強かったからじゃないでしょうか。むしろ伊勢谷さんを批判しているのは芸能人仲間のほうで、テレビ局の反応もそうですが、親友だというGacktさんも怒ってましたし、ワイドショーでもコメンテーターたちからは批判が多かった。だから、もしも窪塚さんが『責めないで』と言うなら、同じ芸能人仲間にLINEでも飛ばしたほうがいいのかともと思います」(前出・女性誌ライター)
最近も、酔ってヒット曲「香水」をディスりまくるなどの奇行が話題の窪塚の乱入のために、伊勢谷へのバッシングムードが高まったら、それこそ本末転倒になってしまいそうだが…。
(小机かをる)