プロ野球ペナントレースは残り試合数も30を切り、セ・リーグでは巨人が独走態勢を続けているが、その巨人に昨年まで所属し、一軍の外野守備走塁コーチを務めていた鈴木尚広が、9月からYouTubeをスタート。しかし、巨人ファンからは戸惑いの声が聞こえてくる。
鈴木は9月7日にYouTubeチャンネル「Swiftrunner」を“プレオープン”させ、同12日から本格的に配信を開始。10月7日時点で計8本の動画をアップしている。初回動画では自己紹介に始まり、「最近ハマっていることは?」「尊敬している人は?」など、現役時代の絵番号だった12の質問に答え、以降の動画では「巨人の中で負けず嫌いだった選手」「一番嫌いだった選手」など現役時代のエピソードや、現在の巨人で期待している選手などを語っている。
「久々に公の場で姿を見せた鈴木はいたって元気そう。野球の現場を離れてからは食育を学ぶために農業に始めたとのことで、真っ黒に日焼けし、スマートな体型も以前とまったく変わっていません。ただ、現役時代は原監督のもと“足のスペシャリスト”として人気者だった鈴木にしては、チャンネル登録者数は2500人、再生回数も2000回程度と、寂しいものとなっていますね」(ネットウオッチャー)
それには、やはり昨年10月、鈴木が突如として巨人を退団した経緯のイメージの悪さが影響しているだろう。
「昨シーズン、巨人がソフトバンクに4連敗を食らった日本シリーズの直前、鈴木は『一身上の都合』として退団し、ファンを騒然とさせました。結局はその翌日、『週刊新潮』に鈴木の元アナウンサーとの不貞と重婚疑惑が報じられ、それが退団の理由だったのかと、呆れと怒りの声が噴出。一方の鈴木はそのまま姿を消してしまいました。そんなことから、退団当時の説明を自らの口でせぬまま、YouTubeでも何も触れない鈴木への批判は多く、視聴者がつきづらい状況を招いているのでしょう」(芸能ライター)
まずは動画で、退団に至った経緯を振り返るべきなのかもしれない。