歌手の和田アキ子が11月7日放送のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)に出演し、ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一チャンピオン・井上尚弥の大食漢ぶりに驚いている。
井上選手は10月31日、オーストラリアの剛腕ジェイソン・モロニーとの一戦を7回KOで制し、防衛に成功。本業であるボクサーとしての活動は大橋ボクシングジムを拠点としている井上だが、芸能活動については和田と同じホリプロが担当していることから、和田は「ウチの井上選手ね、『アッコにおまかせ!』(TBS)と同じような時間に(試合を)やってたから見られなかったんですけど、圧勝だったらしいですね」と言及した。
また、和田はすでに井上の大好物だという焼き肉をご馳走する約束を取り付けていると告白。井上からは「すごい食べますよ」と心配されたが、「いいよ、そんなの」と返していたという。ただ、実際にホリプロを通じて井上のマネージャーに「あんなに小ちゃい体でどれぐらい食べんの?」と聞いたところ、「だいたい20人前くらい」。焦った和田は「おいおい、お前はよ言うてくれ。普通の肉屋にするから」と話し、あまりのボリュームゆえに焼き肉店のグレードを下げることにしたという。
「ホリプロに在籍する畑違いな2人の意外な交流を垣間見ることができたトークでしたが、ネットで注目を集めたのは和田による『ウチの井上選手』という表現。ふだんのボクシングジムとは別にホリプロともマネジメント契約する井上ですから、和田は芸能界では大先輩に当たり、“ウチの“と呼称するのも自然なことなのでしょう。しかし、ネット上では『”うちの“って言い方は違和感。200年に1人のボクサーだよ』『違和感ありすぎ。畑の違うトップアスリートにまで先輩ヅラするのは違うと思う』『あんまりアッコさんと付き合ってほしくない。アスリート芸能人みたいになってほしくない』との声があがっています。ホリプロといえば、丸山桂里奈や武田修宏といった元アスリートをバラエティ番組で活躍できるよう導いた実績がありますが、どちらもその天然ぶりを前面に押し出した芸風。イジられキャラを演じることが多く、井上もそのルートを進むことで、ファンは現役時代の素晴らしい実績が霞んでしまうのを懸念したのかもしれません」(テレビ誌ライター)
まだ27歳の井上選手だけに、引退後のキャリアを考えるのは時期尚早だが、ホリプロ所属の“元アスリート芸能人“として戦う場合は、天然キャラ一択となる可能性は高そうに思えてしまう。
(木村慎吾)