ローカル路線バス乗り継ぎの旅やローカル鉄道寄り道旅、ローカル路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅と、多くのテレ東旅番組に出演してきた太川陽介。もはやテレ東の顔ともいえる存在の大ベテランだ。そんな太川が11月11日放送の「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅6 ~信州縦断!紅葉の旅~」(テレビ東京系)で初めての顔を披露し、バス旅ファンから感心の声が上がっている。
旅が始まった直後、バスの中で太川が「テレビでこれだけはやめようと思っていたんだけど」と言って取り出したのは、なんと老眼鏡。「初登場。老眼鏡です」と照れながら取り出すと、かけて地図をチェックした。「ああよく見えるね。こんなに地図よく見えるんだもん」と感心する貴重な姿を披露した。
「最近、太川は地図の読み間違いを連発していました。バス停の位置を間違えたり、道を間違えたりしてチームを危機に追い込んだこともあります。そこでやむなく老眼鏡を使ったのでしょう。以前、ライト付きのルーペを使ったことはありますが、老眼鏡は初めて。元アイドルとして老いた姿は見せたくなかったのではないでしょうか」(週刊誌記者)
秘密兵器の初登場で1日目の旅は順調に進んだ。
さらにもうひとつこれまで見せたことがない物を披露している。
長野鉄道の夜間瀬駅で鉄道チームと遭遇。パンクブーブー・黒瀬純が足をくじいて痛めたことを知ると、かばんの中から痛み止めを取り出して飲ませた。その時、太川の薬袋が初めてテレビに登場。村井も「これが太川さんの(薬袋)。すごい」と興味津々だった。
「太川は準備がいいことでバス旅ファンには知られています。以前はトランプを持っていたこともありました。肝心の薬袋はB5サイズはありそうなビニール袋がふたつ。ひとつには薬がたっぷりつまっていました。もうひとつにはテーピングがぎっしり。自分に何かあった時はもちろん、今回のように同行者のためもあって大量に持ち歩いているようです」(前出・週刊誌記者)
太川の秘密兵器が初登場したが、旅は鉄道チームの頑張りもあって敗北。ただ、相手チームのリーダー村井美樹は、勝因のひとつに太川がくれた痛み止めが効いたことを挙げた。バス旅のプロ・太川陽介のすごさに感心するしかない。