バス旅で冴え渡る乗り継ぎ術を披露し「バス旅のプロ」を名乗ってきた太川陽介だが、ついに衰えが見えてきたのだろうか。11月17日の「水バラ」(テレビ東京系)で「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」の第4弾が放送されたが、太川らしくないミスを連発。いいところなくEXILE松本利夫に敗れた。
太川は序盤こそ情報収集をして長時間のバス待ちを回避するなど、プロらしい行動をしていたが少しずつミスをする。沼津では乗りたいバスのバス停を発見できず、逆転を許すありさま。松本チームは地図をしっかりと確認してバス停を発見しただけに、太川のミスが目立つことになった。
2日目は朝から致命的なミスをしてしまう。三島駅から御殿場のチェックポイントへと向かうルートを探し、10時55分発の御殿場駅行きのバスと、9時発の御殿場プレミアム・アウトレット行きを発見。これ以外にルートはないと判断し、9時のバスに乗っていくことを決定。時間まで優雅に朝食を取った。
「これは太川らしくないミスでした。前日にルートを探した時、『(2つのルートのほかに)何かがあるはずだ』と言っていたのに、早々にルート探しを諦めたんです。対して松本は必死に情報を集め、別のルートを発見しました。これによって大きな差がつきました」(テレビ誌ライター)
旅の後半には勝敗につながる決定的なミスをしてしまう。太川たちは多くのバスが発着している河口湖駅で、今後に備えてバスの時刻をチェック。だが、すべてのバスの時刻を確認しなかったため、後になって乗りたいバスの時刻がわからず、負けてしまった。
「これも太川とは思えない行動でしたね。いつもの太川ならすべてのバスの時刻をチェックしたはず。大きなミスがこれだけ重なれば、勝てるはずがありません。太川チームはゴールにたどり着けないというぶざまな結果に終わりました。なぜ今回、太川はこんなにミスをしたのか。視聴者から年のせいではないかと指摘されています」(前出・テレビ誌ライター)
今回の戦いを「もう完敗だ」と話した太川陽介。次回は気持ちよく勝利を収め、老化説を吹き飛ばしてほしいものだ。