ローカル路線バスのプロフェッショナル・太川陽介もついに年貢の収め時がやってきたのかもしれない。10月21日放送の「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦2 in房総半島」(テレビ東京)で、らしくないミスを連発。視聴者から心配の声が上がっている。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅が終了し、別のバス旅が始まると太川の衰えが指摘されるようになりました。忘れ物をしたり、道を間違えたりといった単純なミスから、バスのルートを間違える、バス停の場所を勘違いするといったリーダーらしくない失敗まで毎回のようにしています。今回はどうなのか、注目されていました」(週刊誌記者)
そんな太川は開始そうそうにいきなり判断ミスを犯した。今回の陣取り合戦は千葉の鴨川シーワールドをスタートして成田山新勝寺を目指す旅。道中、各市町村の名所名物に関するお題をクリアすると、その陣地をゲットすることができる。そこで太川は少しでも大きく陣地を獲得しようと、市町村が密集している外房ルートを選択した。振り返ってみれば、これが失敗の第一歩だった。
「バス旅に慣れている太川がなぜ外房ルートを選んだのか、まったく理解できません。外房は小さな市町村がたくさんありますが、市は少なく町がほとんど。ということは静かな田舎でバスの本数は少ない。乗り継ぎに苦労するのは太川ならすぐにわかったはずです。また、県境超えほどではないにしても、市をまたぐバスがなく乗り継ぎに苦労することもある。これも太川は知っていたはず。それなのになぜと思わずにいられません」(テレビ誌ライター)
最初のミスからわずか数時間、太川はまたしても判断ミスをしてしまう。勝浦市から大多喜町へと向かうバスまでかなりの時間があったため、御宿町に行って帰ってくることができたのに、それをしなかった。していれば御宿の陣地を取れていたかもしれない。
「このミスに気づいた時の太川の顔といったら、これまで見たこともない表情でした。『失敗した‥』とつぶやいて自分に怒りをぶつける太川に、仲間の塚田僚一や松井珠理奈は声をかけることもできません。これまた太川らしくないミスでしたね」(前出・テレビ誌ライター)
九十九里町では聞き込みに夢中になるあまり、荷物を置き忘れる失態も。もはやこれぐらいのミスでは驚くこともないほどだ。
結局、序盤のミスが響き、太川チームは敗北。道中の時点で「こんな戦いをしてるようじゃ僕ももう引退かな」と引退宣言が飛び出すほどの完敗。次回はぜひとも不安を吹き飛ばすような活躍を見せてほしいものだ。