“バス旅のプロ”を自称し、テレ東でバス旅番組をいくつも持っている太川陽介。だが、最近はミスが増えたと指摘されている。太川自身もそのことは自覚しているようで、4月6日の「水バラ」(テレビ東京系)で放送された「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」では“引退”を視野に入れていることを明らかにした。
道中でスタッフから「1月に63歳になりましたけど、いつまでバス旅をやりたいですか?」と聞かれると、「求められればやり続けていきたいけど…。あとは蛭子(能収)さんじゃないけど、ちょっとキツイよって思うときがいつか来るだろうから。もうほとんど来ているんだけど」と心境を明かした。
「少しではありますが、引退を考えているようですね。ルイルイは体力面を心配していましたが、そちらはまだ問題なさそう。むしろ気になるのは頭脳のほうです。反対方向のバスの時刻表を見て間違いに気づかなかったことがありましたし、バスの時刻をチェックし忘れたことも。さらにはバス停を発見できなかったり、情報収集が甘くて路線を見落としたこともありました」(テレビ誌ライター)
年齢により頭の衰えについても太川は自覚している様子で、バスの運賃を計算するのが昔に比べて1秒ほど遅くなっていたことに気づき、ショックを受けたことも告白。それをカバーするため、なんと“そろばん”を始めているという。
「バスの運賃は3人分をまとめて支払います。合計金額をすぐに出せないと、乗り換えでもたつくことになる。わずか1秒とはいえ、太川には許せなかったのでしょう。それが勝敗を分けることもありますからね」(前出・テレビ誌ライター)
今回の対決で敗北を喫した太川陽介。次回の勝負に向けて頭も体も鍛え、リベンジを果たしてくれることだろう。