歌手のhitomiが、11月11日放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演した。hitomiは同番組に9月30日から出演。番組上、芸能ネタはもちろん、政治や社会問題など取り扱うテーマは幅広い。しかし、hitomiのコメントは、どれもいまいち歯切れが悪く、ネット上には「フワッフワしたことしか言えてないけど大丈夫か?」「坂上忍も、彼女があまり内容を深く理解してないと思ったのか、彼女に話題を振る時は他の人の時よりもゆっくり噛み砕くように説明していた」といったコメントが書き込まれたのだった。
実はhitomiがコメンテーターとして出演したのは、2018年に出演した「スッキリ」(日本テレビ系)が初めて。当時、ブログに〈キンチョーしました 勉強になったし楽しかった~〉と感想をつづってはいるのだが…。
辛辣な言葉も飛び交っているhitomiのコメント力だが、一方で、番組MCの坂上忍がhitomiに“性的ハラスメント”的な質問をしていたことについては、一部で非難の声が上がっている。
「10月28日の放送で、元プロテニスプレイヤーでレジェンドのボリス・ベッカーの隠し子騒動に話題が及んだ際、彼が、過去に日本食レストランの掃除道具置き場でロシア人モデルと関係を持ち、隠し子が生まれたとされる問題について、坂上がhitomiに『奥さんとしては怒るよね』と話題を振りました。ここまではよかったのですが、さらに『掃除道具置き場はどうですか?』と質問。ところが、hitomiは『んー…』と言葉に詰まってしまったのです」(芸能ライター)
その後、共演者のおぎやはぎが「そこすげえ聞いてくるな!」と、助け舟を出すひと幕も。これには視聴者から坂上に対して“完全にハラスメント”という言葉が浮上している。
この件に関しては坂上のほうにあきらかに問題アリであろう。しかし、冒頭の視聴者の印象を見ても、コメンテーターとして出演するからには、コメント力をどんどん磨いていく必要はありそうだ。
(窪田史朗)