テリー 上京した時は一人で暮らしてたの?
石田 はい。なんか緑の多いところで、私が思い描いていた東京とは違ったので、「あれ、田舎に住んでしまったんかな」って思ってました。
テリー じゃあ、よけいに寂しいなぁ。その時、誰かに相談はした?
石田 卒業してからも「Rの法則」のスタッフさんやプロデューサーさんがすごく気にかけてくださってたので、よくNHKに行って、相談に乗っていただいてました。
テリー なんて言うの? 「大河ドラマに出してください」?
石田 ハハハ。「お仕事ないですか」「頑張ります」みたいな。
テリー へぇ。それって、もう営業だよね。ほんとに頑張りやさんだなぁ。人気出るのがよくわかるよ。
石田 いえいえ。けっこう他の制作の方には「あ、またいるの?」って言われたりしてましたけど(笑)。
テリー じゃあ、そういう中で「やりたい」って言ったのがグラビアだったんだね。
石田 はい。体型に自信がなくて、グラビアって私からいちばん遠いところにあったんですけど、やっぱり好きでしたし、新しいことにチャレンジしたい気持ちがあったので。
テリー そうすると初めてグラビアが決まった時って、すごくうれしいし、気合いも入るじゃない。ダイエットしたり、体型をセクシーにしようとかって努力もしたの?
石田 家で腹筋したり、岩盤浴に行ったり、いろいろやりました。でも、始めたのが撮影の1カ月前ぐらいだったので、あんまり成果が出ないまま当日になりました。
テリー アハハ、いいねぇ。練習不足で本番に臨んだみたいな感じだ。
石田 はい、なんかヌルッと始まってしまって。でも、「それが逆に親近感が湧く」みたいに言ってくださる方もいて。だから、「あ、そこが私のいいところなのかな」と思って、最近はダイエットする時も痩せすぎないようにと言ったらおかしいんですけど、キープする感じにしてます。
テリー なんか、それ、都合のいいこと言ってない?
石田 ハハハ。でも私、たぶん骨格上、痩せても細くならないんですよ。
テリー あ、骨格が太い。
石田 そうなんです。昔、BMXっていう自転車競技をやっていて。
テリー わぁ、すごいじゃん! 確かにあらためてグラビアを見ると、お尻から太腿までがしっかりしてるよね。今、スリーサイズは?
石田 上から88・63で、ヒップは96です。
テリー 1メートルだ。
石田 ほぼ(笑)。それまではヒップは小さいほうがステキやと思ってたので、小さい数字になるように頑張ってたんですけど、今はそこを生かしたグラビアをもっともっとやっていきたいなと思ってます。
テリー いや、いいと思うな。今、お尻が大きいほうが人気だし。ここに来てくれるグラビアの子も、最近はみんなお尻が売りだよ。健康的な感じがして、いいんだよね。
石田 はい、よくそう言っていただけます。
テリー あと、写真のほうが童顔だよね。
石田 あ、それもよく言われます。写真だと清楚というか、おとなしい感じに見えるみたいですね。
テリー うん、地方の素朴な女の子みたい。
石田 あ、ほんとですか。うれしい。
テリー でも、実際は違うんでしょ?
石田 いえ、そんなことないですよ!実際も素朴です(笑)。