お笑いコンビ・オードリー(若林正恭、春日俊彰)。2008年「M-1グランプリ」の決勝大会に敗者復活戦から進出。その勢いから、前年のサンドウィッチマンに続き、敗者復活戦からみごと優勝かと思われたが、結果は準優勝だった。
そんなオードリーの若林が、テレビ朝日のYouTubeチャンネル〈動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】〉に出演し、あれから12年あまりが経った今、「やっぱり優勝したかった…」と後悔の念を口にした。
2月2日投稿の〈【激レアさん】未公開大放出!若林「12年前のM-1が今さら悔しい!!」2021.2.1放送〉がそれで、タイトルにもある通り、同局のバラエティ番組「激レアさんを連れてきた。」の2月1日放送回の未公開シーンだった。
若林は08年のM-1を振り返り、「オレと春日ぐらいのレベルの才能でよく頑張ったなって思ってたの、準優勝で。運良かったなって10年思って来たけど、今年からやっぱ優勝したかなって思って」と、口にした。
その理由として、M-1の振り返りVTRを観ても、優勝していないと扱われていないことや、優勝者予想なども訊かれるのは優勝者ばかりで、「オレには何も訊かれないのよ」とコボした。
また、敗因として、ベタなデートのズレ漫才を展開すれば良かったものを、“こういうのもありますよ”的なネタを選択してしまったことから、「2本目のネタ間違えたな~と思って」と語った。“痛恨のミス”を情感たっぷりに若林は振り返り、スタジオの笑いを誘ったのだった。
ちなみに、08年M-1優勝はノンスタイル。3位はナイツ、他にも笑い飯、U字工事、キングコングなど実力派ぞろいだった。オードリーの準優勝も十分インパクトを残したと思うが、それでも、10年以上が経過した今でも2位の悔しさが募ってくる。それがある意味、M-1という大会の凄さなのかもしれない。
(ユーチューブライター・所ひで)