タレントの明石家さんまが2月27日、「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。音声SNS アプリ「Clubhouse(クラブハウス)」について「敵やない」と語っている。
クラブハウスは音声だけで発信したり交流することができるSNSアプリ。「音声版 ツイッター」とも呼ばれ、参加する芸能人も続々と現れていた。
さんまは以前、同番組で、「あれが流行ってスポンサーがつき始めたら、ラジオのすごいライバルになる」「オレもちょっとクラブハウス、やろうかどうか悩んでるんですよ」とクラブハウスに対し警戒心と興味を示していたが、この日は「安心せえ。クラブハウス、 あれ大丈夫やわ。敵やないわ。一週間だけ盛り上がって、パーンと途切れた感じするな」と、見解を一転させた。
さらに「ラジオの強敵になるなと思って、この一週間いろいろ様子をうかがってたんですけど。でも、みんな『放ったらかしです』『招待されただけです』っていうので、そうやっとれへんのよね」「でも早いな。先週、オレ『クラブハウス怖いぞ』って言うて。 もう今週に『これ、大丈夫やぞ』って、手応えとしてありますけども」と語った。
「クラブハウスは録画や録音が禁止されており、限られたコミュニティー内での会話が成立するのがウリで、当初、タレントも本音を話せるということで参加していました。しかし、 タレントたちのトーク内容が週刊誌に掲載されたり、動画サイトにタレントの音声が多数投稿されるようになり、このところ下火になってきた印象を受けます。タレントたちも今後は第三者に聞かれることを前提とした活用法を探っていくことになるでしょう」(芸能ライター)
一時はテレビでもやたらとクラブハウスを取り上げていたが、最近はほぼ皆無で、さんまも言うように急速に勢いが落ちた感が強い。このまま消えていくとすれば、いったいあの騒ぎはなんだったのか…。
(鈴木十朗)