昨年10月14日、民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が発表した2020年「都道府県魅力度ランキング」によると、前年まで7年連続最下位だった茨城県が42位に上昇し、栃木県が最下位となった。この結果を受けて、「納得いかない。行ったことない人が多すぎるんじゃない?」と苦言を呈する人がいた。
栃木県出身かと思いきや、宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおがその人。お笑いコンビ・U字工事(福田薫・益子卓郎)のYouTubeチャンネル〈U字工事〉の3月19日付け〈【コラボ】サンドウィッチマン伊達が初登場!仲が良すぎて恥しエピソード迄飛び出す!?〉と題した投稿回でのことである。
「もっとU字工事が頑張んないと」と伊達は、U字工事に責任があると発言。栃木県出身を謳いながら、東京に住んでいる期間のほうが長いことから説得力に欠けることや、栃木を推しているように見えて栃木をネタで貶めることなどを指摘。今年もランキング発表された際、栃木が40位以内に入らなければ、福田はアゴ髭を生やすこと、益子は1厘坊主を罰とし、栃木県の魅力を余すことなく伝えるよう「覚悟」や「本気度」を上げようと笑いを交えて発奮させた伊達だった。
サンドウィッチマンが所属する芸能事務所・グレープカンパニーのYouTubeチャンネルでは、U字工事をゲストに招き、栃木県が生産量1位を誇るかんぴょう巻きを伊達が実食する動画を同日に投稿し、栃木県の魅力を伝えるべく一役買っている。宮城県民が嫉妬しないかと気になるところだが、昨年、魅力度ランキング13位だった宮城県は“余裕の構え”といったところか…。ともあれ、栃木県の最下位脱出を目指しての、U字工事の「今後の本気度」に注目したい。
(ユーチューブライター・所ひで)