民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が2020年の「都道府県魅力度ランキング」を発表したのは昨年10月14日。前年まで7年連続最下位だった茨城県が42位に上昇、代わって栃木県が最下位といった不名誉な結果となった。
栃木県には、日光・鬼怒川や、那須・塩原エリアなど観光が盛んで、鬼怒川温泉を代表する温泉地としても有名だ。イチゴなどの特産品も豊富で、最下位と言うのはとても不思議な気がするが…。
そんな中、栃木弁まる出しの漫才でお茶の間の人気者となった、栃木県出身のお笑いコンビ・U字工事(福田薫・益子卓郎)が、みずからのYouTubeチャンネル〈U字工事〉の中で、「栃木飯旅」をサブタイトルに、栃木県ロケの模様を11月27日に〈【始動】U字工事が栃木の魅力度アップさせます〉と題して投稿した。
一軒目は、益子町のカフェレストラン。まず紹介されたのは、大きなエビフライが丸ごと1本サンドされた、豪華なエビフライサンドだ。
ツッコミ担当の福田が大口を開けてこれにかぶりつき、続いて分厚いカツサンドを、ボケ担当の益子がガブリと口にしておいしそうにほおばるなど、見ているだけでよだれがこぼれそうな実食動画を披露した。
これに視聴者からは、〈県の職員ですがいつも感謝してます。〉とのコメントが届くとともに、〈本格始動待ってました!! 今のとちぎには二人の力が必要です。たくさんの魅力、配信期待してますね〉〈栃木県とU字工事、大好き!!〉とU字工事にエールのコメントが相次いだのだった。
12月5日には、2人は益子町にある老舗のラーメン店を訪れ、その魅力を紹介している。「栃木飯旅」のシリーズ化によって、栃木県の魅力度がアップされるか、注目である。
(ユーチューブライター・所ひで)