今年もまた「サンリオキャラクター大賞」が始まった。4月9日から投票がスタートし、5月24日に締めきられ、大賞が決定する。毎年、熱い戦いが繰り広げられ、サンリオファンはもちろん、そうでない人の注目を集めている。
特に熱い視線を送っているのがX JAPANとYOSHIKIのファンだ。同大賞には毎年YOSHIKIにあこがれたハローキティが変身した「Yoshikitty」がエントリー。1位を狙っている。
そのためにYOSHIKIは投票を呼びかけ、1位になった時の公約をかかげたこともある。18年のことで公約は「YOSHIKITTYが1位になったらX JAPANの新アルバムをリリースする」。X JAPANのアルバムは96年の「DAHLIA」が最後。YOSHIKIは何度もアルバムのリリースを約束しながら、いまだに出ていないありさま。ファンは長く待たされてきた。
「そんな状態の中、YOSHIKIがアルバムのリリースを公約に掲げたわけですから、ファンはこぞって投票しました。何がなんでも1位を獲得し、アルバムをリリースしてほしいからです。結果、18年は前年の7位から3位へと大きくジャンプアップしました」(芸能ライター)
次こそは期待された19年、YOSHIKIはなぜか公約を行わず、昨年もなし。今年こそはと期待されていたのだがやはり公約はなく、ファンをがっかりさせている。
「気になるのはYOSHIKIはなぜ公約をやめたのか。ファンの間では、YOSHIKIがファンの力をそこまで大きいものではないと見ていたからではないか?という説もあります。YOSHIKIはいくらなんでも1位はないだろうと思って公約を行った。ところがファンがアルバムのために力を集結。トップになる可能性も十分あったわけです。そうなったらすぐにアルバムを出さざるを得ない。YOSHIKIは完璧主義ですから、中途半端な状態で出すのを嫌ったのではないかと見られています」(週刊誌記者)
今年も公約をしなかったということは、アルバムのリリースはまだ、先になるということと考えられるのだ。ファンの願いがかなえられるのは、はたしていつか。