「サンリオキャラクター大賞」の結果が6月9日に発表された。これは、毎年恒例となっているファン投票で、ハローキティやシナモロールなどおなじみの人気キャラクターに加えて、YOSHIKIをモチーフにした「YOSHIKITTY」が参加していることから、YOSHIKIファンの間で注目を集めているものだ。
「この大賞がYOSHIKIファンによく知られるようになったのは18年のこと。YOSHIKIがSNSを通じてYOSHIKITTYに投票を呼びかけ、『1位になったらX JAPANのニューアルバムを出す』という公約をしたからです。ファンはニューアルバムのために投票を繰り返しました」(芸能ライター)
公約の効果は絶大で、17年は7位だった順位が18年は3位にランクアップ。「もしや!」と思わせる大健闘だった。
19年こそ1位と期待されたが、この年はなぜかYOSHIKIが公約を行わず、8位に順位を下げてしまう。そして今年もニューアルバムの公約はなし。結果は6位。またしても1位には届かなかった。
「やはり公約がないとトップを取るのは難しいのではないかというムードになっています。ただ、得票数を見ると18年が46万5907票で19年は46万9184票、今年が67万5706票と大きく伸びているんです。1位のシナモロールが138万7152票なので差はありますが、来年こそもう1度ファンの力を結集してトップを狙いたい。そのためにもYOSHIKIにはニューアルバムリリースの公約をしてほしいものです」(前出・芸能ライター)
そもそもなぜYOSHIKIは公約をしなくなってしまったのか。YOSHIKIがコメントしていないので真相はわからないが、ファンの間では「YOSHIKIがファンの力を見誤り、ビビったから」ではないかと言われている。
「18年に公約をした際、YOSHIKIはYOSHIKITTYが1位になることはさすがにないと思っていたのではないでしょうか。それが中間発表で4位にランクインし、トップも夢ではないとなって逆に焦ってしまった。そんな思いをするのはイヤなので、公約をやめたのではないかと言われています」(前出・芸能ライター)
今回の入賞までには、そんなアルバムを出してほしいというファンとYOSHIKIの心理的な攻防があったようにも思われるのだ。が、当のYOSHIKIは今回の結果について、6月9日のインスタグラムで「みんな応援してくれてありがとう」とコメント。ブラジルとドイツ、フランスでは1位、中国では2位に入ったことで、もちろん、結果には満足しているようだ。だが、来年こそはぜひともニューアルバムリリースの公約を掲げ、悲願の1位を獲得してほしいものだ。